緑でええやんか！《大倉》

〜６〜 ページ6

〜Aside〜

〜マック〜

「あ、板野さんと成瀬さんやん」

結香「やっ、安田くん…」

マックに入ると、隣のクラスの安田章大くんがいた。

そこらへんの女子より女子な男子。

可愛いって人気なんだよね。

章「偶然やねー」

結香「うんっ」

A「……」

分かっちゃったし。

結香の好きな人安田くんじゃん。

分かりやすい。

結香「A、な、何にする？」

A「挙動不審(笑)」

結香「そんな事無いよ」

A「アイスティー。ストレート」

結香「えっ、ちょっ、シェ、シェイクバニラ!!」

章「面白いな(笑)」

結香「そ、そんな事無いよっ」

章「僕シェイクストロベリー♪」

結香「えっ!?安田くんも!?」

章「えーっ、あかんの？
今日大倉用事で僕1人やねんで？
1人マックやで？可哀想やん？」

A「大倉くんと仲良いんだ」

結香「中学校一緒なんだよね？」

章「おん♪」

A「へえ、よく知ってるね」

結香「あ、ああ、まあ…」

章「で、一緒してええ？」

結香「いい？A」

A「うん」

章「やった♪」

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