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フロントに戻ると、
事件があったからって、
ホテル側が部屋を変更してくれてた。
営業車に置いてた大毅くんの荷物取って、
安田室長に挨拶だけして。
大毅くんと、
新しい別館の７階の部屋へ向かう。
部屋に入るなり、
目に飛び込んできたのは、
ガラステーブルの上の、
丸い誕生日ケーキと、
ひまわりの花束。
檸檬色の可愛いらしい小さな花束には、
『ともへ。
２６歳の誕生日おめでとう』
大毅くんの手書きのカード付き。
「大毅くん、これ・・・」
「うん、まあな。誕生日やし、こんぐらいは」
得意げな顔が可愛い。
「ありがと、嬉しい。
ひまわりの花、可愛い。
ケーキも」
「誕生日にケーキないんは寂しいかなって」
「ありがと。
そや、大毅くん、ご飯食べてないやん。
お腹減ったやろ？」
言うた時、ドアがノックされて。
扉を開けたら、ワゴンを引いたホテルのスタッフさんやった。
「重岡様のお食事、お持ち致しました」
「ありがとうございます」
遅れた大毅くんの食事、
安田室長が、
部屋に届けるように言うてくれてはってんて。
「実はお腹ぺっこべこやってん」
大毅くんが、お腹押さえてる。
「ふふ、ご飯にしよ」
「ともが食べさせてくれる？」
「甘えなさんな」
「ええやん、俺ら、婚約してんで！」
「甘えたさんの婚約者やな。
困ったもんや」
「赤ちゃん産まれるまでだけやから。
時々、甘えさせて」
思いもかけへん大毅くんの言葉に、ドキドキが止まらへん。
大毅くんにとっては、
なんでもないようなことみたいで。
ソファに座って、
あーんって口を開いて、
ご飯を待ってる。
俺も隣に座って。
お刺身を醤油につけて、おっきな口に運びながら。
「赤ちゃん、大毅くんは欲しいん？」
勇気出して、聞いてみた。
「そら欲しい。
俺は、男の子と女の子と男の子、なんなら３人欲しいけど。
ともの身体の負担とか考えたら一人か二人かなあ？」
「そんな詳しい考えてたん？」
「まあな。
ともは？子供欲しくない？」
俺は・・・
「なるべく考えへんようにしてたから。
分からへん。
でも多分、欲しいんやと思う」
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fool(プロフ) - 蒼乃碧さん» 試練の時です〜すぐにhappyな毎日が戻ってくるはず！いつもありがとう〜😍 (2023年2月16日 9時) (
レス) id: 5c064e1f18 (このIDを非表示/違反報告)
蒼乃碧(プロフ) - 共依存(T_T)�陲舛磴鵐札鵐察△覆鵑箸�してあげてください〜(T_T) (2023年2月15日 22時) (レス) id: b2e7866667 (このIDを非表示/違反報告)
fool(プロフ) - Aリスさん» 読み返して頂けるなんて感激です。ちょこちょこ手直ししております😁共依存状態、もっと詳しく書きたかったけど読み手さんの気持ちを考えてサラッとだけにして解決に向かいたいです〜😍二人の行く末を見守ってて下さいね (2023年2月15日 15時) (レス) id: 5c064e1f18 (このIDを非表示/違反報告)
fool(プロフ) - 7129さん» ごめんなさいよ〜🥲今ちょっとざわざわの毎日です。もう少しで雪解けのはず〜🌸赤くんがきっと幸せへと導いてくれると思うので待ってて下さいね〜💕 (2023年2月15日 15時) (レス) @page39 id: 5c064e1f18 (このIDを非表示/違反報告)
Aリス(プロフ) - 共依存してしまう程愛が深い赤緑くん達カップル…幸せになって欲しくて片想い期からラブラブ気を思い出して欲しくて一気に読み返してしまいました❤️💚これからでも遅く無いから幸せになって貰いたいですね🌈 (2023年2月14日 18時) (レス) id: 0f7c566461 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：fool
| 作成日時：2022年10月27日 8時
