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「A遅かったね。取っておいたよ。」
「琴音ありがとう。なんかすごい量。」
「Aが来ないから心配して、沢山焼いてくれたんだよ。」
「ただ単に寝てたんだけどね。」
「家にずっといるから生活リズムおかしくなってんじゃないの？」
そう言われれば確かにそうなのかもしれない。
いつ寝ても起きても誰にも何も言われないからお昼まで寝てる時もある。
「そう言われればそうかも。」
「ダメだね。これからは外に連れ出すから。」
琴音は呆れながらも私にそう声をかけた。
若干しょんぼりしながら焼いてくれた物を食べてれば、樹君が近くに来て
「ねぇ？北斗に連絡した？」
「昨日の事？」
「そう。連絡してくれたかなって。」
「うん。しておいたよ。」
私が肯定の言葉を述べれば満足そうな表情をしていた。
きっと北斗君は樹君に何か相談をしているのだろう…。
あーヤダな。
人に相談とかされてると色々と知られるよね…。
そういうの苦手だなって。
ため息をつきながら食事をしていれば
「どうした？何か悩み事？」
「ううん。何でもないよ。ちょっと量が多いかなって。」
「あーね。」
なんて杏奈が声をかけてきた。
お腹いっぱいになった私は大我のお母さんにこの周辺の事を聞いた。
「この辺って何かありますか？」
「何もないけど、散歩するなら空気はいいと思うわよ。」
「そうなんですね。ありがとうございます。」
「散歩コースあるから良かったら行ってみたら？」
「そうします。教えていただいてありがとうございます。」
教えてもらった道は森の中に囲まれていて、静かで落ち着く気分になれた。
「１人で行かないでよ。」
「ん？あ、北斗君。」
「昨日、連絡してくれたのにその後何もないからやっぱり嫌だったのかなって思って。」
そう言いながら笑ってる。
嫌なわけじゃないよ。
でも、これさ樹君知ってるわけじゃん？
そう思うとちょっとね。
自分も人に相談するのに、他の人は相談するなってちょっとずるいと思うけど…広がるの嫌なんだよね。
「どうした？」
「あ、ううん。何でもないよ。」
「そう？どこ行く？楽しみにしてるんだよね。」
嬉しそうな北斗君を見たらそんな事言えないよね。
「どこか行きたいところある？俺、また調べるよ？」
「え？」
これまた樹君に聞くパターンじゃない？
それで、また私が樹君に言われる感じだよね？
「ねぇ、本当に何も無い？さっきから難しい顔してるよ。」
言うなら今のうちかなって…。
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祐莉 - 分かりました！ちょっと彼女の年齢と同じ学校かが気になっただけなので本編で触れるなら楽しく待ってます！ (2020年10月18日 12時) (
レス) id: ea9cf53e18 (このIDを非表示/違反報告)
ぐりー(プロフ) - 祐莉さん» ジェシー君の彼女は今後出てくる事は少ないかもしれません。高地君の方は、今日、明日の更新の中でちょっと登場する予定ですので、お待ちください。 (2020年10月18日 11時) (レス) id: e30853ba2a (このIDを非表示/違反報告)
祐莉 - ちょっと気になったのですが、ジェシー君の彼女や高地君の彼女は今後本編に出てきますか？前にジェシー君の彼女は年上と話してるシーンはありましたが、同じ学校なのかとか高地君の彼女の年齢や同じ学校かの情報がなかったので気になりました！今後も応援してます！ (2020年10月18日 10時) (レス) id: ea9cf53e18 (このIDを非表示/違反報告)
祐莉 - いつも楽しく読ませてもらってます！ (2020年10月18日 10時) (レス) id: ea9cf53e18 (このIDを非表示/違反報告)
ぐりー(プロフ) - yu_yuさん» コメントありがとうございます。更新頻度は高めの予定なので、楽しみに読んでいただけたら嬉しいです。 (2020年10月18日 6時) (レス) id: e30853ba2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぐりー x他1人 | 作成日時：2020年10月17日 16時
