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「どんなんがえーの?」
家に入らせて椅子に座らせる
小「俺の格好良さを最大限に出せる髪型」
「なんなんそれ笑」
寝起きやからふてこいだけかって
思ってた私は、ドキドキしながらも望の髪を触る
「意外と髪質硬いんやね」
小「クセっぽいからな」
昔から一緒にいたけどこんなに望の髪を触った
ことなんてなかった。
手にワックスを付けて、アイロンとスプレーを
使いながら望の髪を仕上げていく
「眠いん?」
ウトウトし始める望はまるで小学生
小「.....ん..」
「え?なに...」
望がなんか言うたなって思ったらお腹らへんに
温かみを感じた
「の、望?なんしてんの..?」
望が私のお腹に顔を埋めながら抱きついてきた
小「A、ごめん....」
”ごめん”
そう謝ってきたのはきっと私の唇に
望が唇を重ねてきたから
「え、えぇ....」
小「ほんま、ごめん、髪ありがとう、じゃあ...」
そのまま出て行った望を見ながら私は
その場に座り込んだ
「なんっで......」
なんでか分からんけど涙が止まることはなかった
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作者名:まるぴよ。 | 作成日時:2017年3月3日 13時