Magic of loveﾟ+ [短編集]

面倒くさい * エクボ (守衛Ver.) ページ8

子守するエクボが書きたかった。
そして設定がおかしい
*


｢えへへ、えくぼ！｣

エ｢はいはい、エクボですよー｣




俺はガキが嫌いだ。



わがままだし
すぐ泣くし
意味がわからないし



一番嫌なのが
訳の分からない遊びに付き合わされることだ。





｢えくぼ！ほっぺ！｣

エ｢うん、ほっぺだなー……おぶっ｣





嬉しそうに
ぺちぺちと俺の頬を叩く。



名前は……Aって言ったっけな。



霊幻が隣のババ……おばさんから
1日だけ預かってきたガキらしい。




なんでこんな日だけ
相談所開けて仕事行ってんだ……！！




｢えくぼ！だっこ！｣

エ｢もうしてるだろ｣

｢おひざやだ！
ぎゅーして！｣

エ｢…はいはい｣





めんどくせぇ。



仕方なく少しだけ抱きかかえてやると



何かが違ったのだろう。
離せと言わんばかりに暴れだした。




ぱっと離してやると
次は腹が減ったからドーナツをよこせ。





霊幻が言っていた通り
腹が減っている時は
ドーナツを与えれば喜ぶらしい。





｢うまうま……！
えくぼだいすき！｣


エ｢……お、おう……｣





危ない、
Aの笑顔で照れるところだった。



……でも、少し嬉しいかもな。



照れくさくなってテレビをつけた。




エ｢……ぉ｣

｢…んぅー…
えくぼ、だっこ……｣


エ｢……はぁ｣




ソファに座りまた抱きかかえてやると
俺にもたれかかって
すぐに寝てしまった。



背中を摩ってやる。



あ、やべ……
俺も眠くなってきた。



俺はそのまま眠りについた。



******




霊｢いやぁー悪いなエクボ！
たまたま仕事はいっちまって！｣

エ｢ったく…次からは仕事入れんなよ！｣

｢いれんなよっ！｣




俺の真似をして
霊幻に指をさすA。


……絶対意味わかってねーだろ。




エ｢ほら、さっさと連れて帰れ

……？｣




袖が引っ張られる感じがしたから
下を見てみると


Aが
こっちをキラキラした目で見てきていた。




｢えくぼ！しゃがんで！｣

エ｢……？｣




ちゅ。


頬に暖かいものが触れた。
なんだ、今のガキのスキンシップは……


俺と目が合った後
にぱっと笑った。




___ずきゅううううん！！！！



あ、俺様
そんなにガキは嫌いじゃないかもしれない。

呆然としていると
Aは霊幻と手をつないで帰っていった。


*

数日後


霊｢あー…今日も世話頼まれ…｣

エ｢俺様が世話してやる｣

どちらをとっても*霊幻、モブ [茄子様ﾘｸ]→←優しいお前が*金属バット [津田様ﾘｸ]

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