写真×くじら島 ページ2
私が幼い頃に撮られた写真。
そこに映っていたのは、私と誰かもわからない男の子。
母が納戸から出してきたアルバムに入っていた。
何故かは分からないけど、その子にどうしても会いたくなった。
会わなくちゃいけない気がした。
だから私は彼に会いたくてお母さんに話を聞いた、だがお母さんにはそんな写真とった覚えがないと言われてしまった。
だけど、どうしても会いたくて、どうしても気になってお母さんに許可を得て彼を探すことにした。
勢いよく家出ようとする私には母がいう。
「もしその子に本当に会いたいなら、まずはハンターになってみるといいわよ。」
ハンターだと一般では行けない入れないところにも行けるし。
宿も提供してくれるらしい。
たしかにこの広い世界を探すとなるとかなり時間がかかる、それに宿代をわざわざ払っていたらお金がかかってしまう。そしてお金がなくなってしまうと彼も探しにくくなってしまう。
それでは元も子もない。
だから私は彼を探すため、ハンターになることにした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
私とエマはハンター試験会場を目指してくじら島に来ています。
街を歩いてるとハンターと言われる人物が腕相撲で勝負！と大きな声をあげて人の目を惹き付ける。
なんと腕相撲で勝つだけで賞金が貰えるみたい。
貴方「お金は沢山あっても困るものじゃないしやってみようか！ね、エマ」
エマ「にゃ〜」
エマの鳴き声を聞くと私は腕相撲参加のため手を上げる。
するとそれよりも早くに手を上げる人がいた。
スーツを着た黒メガネのおじさん。
私は少し気になり腕相撲が見える場所へと移動する。
腕相撲が始まりそのおじさんとハンターはしばらく葛藤していた。
少しするとおじさんのお腹から音が鳴ると同時におじさんはその場から転げ落ちてしまった。
するとハンターは疲れた顔で
ハンター「素人にしちゃぁやる方だよ、アンタ」
おじさん「素人、だと……？」
横たわっているおじさんこまえに釣竿を持った、少年をみる。
どうやら彼もおじさんがお腹が空いていることに気づいたらしい。
しかしなんだか腹が立つハンターだな。
あのおじさんの敵討ちって訳では無いけど他者が見たって腹が立つ。
いっちょやったるか！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：GLAY | 作成日時：2018年5月20日 21時
