【リボーン】漆黒の姫君～Ⅶ～ (ページ15)

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標的１９９・説明と現状Ⅱ ページ15

貴方)「あたしは、ツナ君の『光の守護者』なの。獄寺君は“嵐”、武は“雨”、

お兄さんは“晴”、ランボも守護者なんだけど、ランボは“雷”、雲雀さんは“雲”、

骸とクロームは“霧”・・っていう守護者。ツナ君は“大空”であたしたちのボス。

あたしたちはツナ君をボスとした『ボンゴレマフィア』の一員なの。

だから、あたしたちはみーんな仲間(ファミリー)なの。裏切らないし、裏切れない。」

地の果てまで追っかけまわされても平気なら裏切れるんだろうけど・・・。

現時点からして、それはないと思いたいね。あたしも、これでも一応守護者なんで。

京子)「その、“大空”とか“光”って何？」

貴方)「うーん、なんて言えばいいんだろう・・タイプ、みたいな？」

京子)「・・うん！分かった！！」

分かったんだ！今の説明で！！

貴方)「じゃあ、続けるね。さっき言った人達は『ボンゴレマフィア』なんだけど、

ディーノさんはボンゴレと同盟を組んでる『キャバッローネファミリー』っていうとこのボス。

奏也と柊はちょっと違って・・まぁ、ボンゴレたちと仲間関係ではあるんだけどね。」

京子)「違う・・？」

貴方)「そう。まぁ、あたしも最初は違ったんだけどね。

あたしたち３人はマフィア界でも最強と謳われているの。これ自分から話すの嫌なんだけど・・。

あたしは『漆黒の姫君』、奏也は『氷雪の王(キング)』、柊は『水龍の騎士(ナイト)』って呼ばれているの。

あたしは風、奏也は氷・・物を凍結させたりできるの、柊は水を操ることができる。

それにちなんで名付けられたのが『天気の王族』。

マフィア界では名を知らぬ者はいない――――っていうほど、有名なんだってさ。

イタリア語だと『漆黒の姫君』は『La principessa dello scarichi nero(ラ・プリンチペッサ・デッロ・スキャリッチ・ネーロ)』、

『氷雪の王(キング)』は『Il re del ghiaccio e neve(イル・レー・ディル・ギアッチョ・エ・ネーヴェ)』、

『水龍の騎士(ナイト)』は『Il cavaliere del dragone di acqua(イル・カヴァリエーレ・ディル・ドゥラゴーネ・ディ・アックア)』、

『天気の王族』は『La famiglia imperiale del tempo(ラ・ファミッリャ・インペリアーレ・ディル・テンポ)』。」