巨人 ページ10
あなた side
「大変だ！ギルドが巨人になって魔法を唱えてるんだ!!!」
「うそつけ!!!」
「ウソなんかつくかー!!」
ナツはハッピーの言った事が信じ難いのだろう。
だけど、ギルドが六足歩行をして攻めてきた位だ
巨人になって魔法陣を描いても可笑しくない…。
「カルディア大聖堂まで消えちゃう魔法だって!!」
「街の半分じゃねぇか!!!」
「そんな魔法ありえねーだろ…」
カルディア大聖堂まで消える破壊魔法…。
マスター・ジョゼならきっとやる。
『可能性は０じゃない…。』
私は、ポツリと呟いた。
すると、皆は考え込むように俯く。
「止めるぞ!!!」
「手分けしてこの動くギルドの動力源を探すんだ!!」
そして、皆は手分けして
"動力源"を探しに向かった────。
*
『見つかんないなー…。』
とりあえず、闇雲にギルド内を走っていく私。
動力源が形ある物なのかさえ分からない今
やはり、手っ取り早く敵を見つけて
吐かせた方が早いか…と考える。
そうだ、アイツ!!!
アリアの匂いを追えば…。
そう考えた時だった。
──────ァ!!!
微かに仲間の声が聞こえた気がして、
窓から外の様子を伺うと…
『ミラっ!!!』
ミラが巨人の手らしきものに拘束されていた。
私は、そこへ行くべく…ギルドの中で
彼女のいる場所に一番近い窓を探しに走り出す。
─────『ココか。』
私は、見つけた窓から外に出て
巨人の手を渡ってミラの居る所まで駆けつけた。
『ミラ!!!』
「Aっ!!」
『今、助けるからね。』
銃は、鉄の塊とミラとの距離が近すぎて
傷つける恐れがあるから使えない…。
素手でどうにかするしかない、と思い
なんとか助け出そうと務めるものの…
びくともしなかった。
*
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きのこ - 更新してけろー！ずーっとまってるのよー (2020年5月26日 8時) (
レス) id: 3bedfabe5a (このIDを非表示/違反報告)
ララ*boa(プロフ) - んんっ!!!この小説本当に大好きなので今からでも続編書いてくださると幸いです!!!!!!! (2018年3月8日 11時) (レス) id: d70a4c1774 (このIDを非表示/違反報告)
雪路 - この小説大好きです！更新楽しみに待ってます。頑張ってください！！！ (2017年4月5日 15時) (レス) id: 0aba210afa (このIDを非表示/違反報告)
みう - グレイ大好きなのですごい読んでて楽しいです(*^^*)更新待ってます (2017年1月25日 20時) (レス) id: 558898fd67 (このIDを非表示/違反報告)
なむなみ - すごく面白いです！私、グレイが大好きなのでたまらない作品です！ (2016年1月30日 23時) (レス) id: 68fa4e67bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=pan1224o8
作成日時：2014年2月20日 17時
