Knights子育てはじめます

子育て1日目 ページ5

「1日1歳ずつ成長していくってことは今日中にはAのハイハイや座っている姿を見れるといいことでしょうか！」



Trickstarのプロデュースの約束をしていたあんずはKnightsメンバーに拉致(？)されてから1時間後漸く解放された



泉や司も漸くこの状況を理解したのか嵐と凛月、レオに遊んでもらっているAの隣に移動した



「そうねぇ。最初に比べて大分首も座ってきたし、寝返りくらいなら出来るんじゃないかしら」



言うなり嵐は凛月の簡易ベッドにAを優しく降ろした



「A〜。今から寝返りしてみな〜。大丈夫、Aなら出来るよ〜」



「A！お兄ちゃんにAの可愛いところたんと見せてよね！」



「頑張れーA！ああ、頑張るA見てたらインスピレーションが！」



「さぁ、A！今こそAの気合いの見せ所ですよ！」



みんながみんなAの初めての寝返りを心待ちにしているようでベットの周り群がるKnights。そして司と泉ははどこから出したのであろうビデオカメラと一眼レフを持っていて…。まるで我が子の成長を見守る両親のよう



『うー？だっ！きゃー！』



そんなKnights達の様子にキョトンとするAだったが全員が自分に注目しているのだと気づくと楽しそうにキャッキャと笑い始める



「ああ、もう！どうしてAはこんなに可愛いんですか！？」



「神が与えた可愛さだからだよ」



「なるほど！さすが瀬名先輩！考えることも一味違いますね！」



またもや茶番を繰り広げる泉と司。軽くキャラ崩壊だと言われても仕方が無い。そう、Aが可愛すぎるのがいけないのだ



「ほらほら、そんなことしてるとAちゃんの成長を見逃しちゃうわよ」



「そうだよ〜。あと少しなんだから」



凛月に指摘され始めて気づいたが仰向けに寝てるAは寝返りをあとすこしで成功させそうなところてある


「ああ！早くビデオに収めなくてわ！」


「A、そうだよ、そっちの右腕をどかしてっ…てそれ違う、左手！」



赤ちゃんに言葉が通じるわけもないので難航を極めると思われたが




コロンっ……



「え、今…寝返りした？」


「したね〜。見てよAったらドヤ顔」


「Marvelous！流石はAです」


「Aちゃんよく頑張ったわねぇ！」


「偉いぞA！よしよししてやる！」



レオによって抱き抱えられKnightsのみんなに褒められたAは嬉しそうに笑いましたとさ

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