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向｢あー！やっと帰ってきた！！｣
『ごめんね康二くん、皆も…。今から調理手伝うね』
｢作るの終わっちゃったから味見してみて〜、自信作だよ！｣
辰哉先輩と一緒に調理室まで戻り、手伝えなかったことを謝ると康二くんを始めとしたクラスの人達は快く許してくれた。
むしろ待ってましたと言わんばかりに味見をすすめてくれる。
深｢Aのクラスは団子なの？｣
『そうです、合うソースとかトッピングとか色々試してくれてるんですよ』
向｢ふっかさんも食べる？団子だけでも食えるぐらい美味いで！｣
深｢いや、文化祭当日の楽しみにとっとくわ。それよりこーじ、照と舘さん知らね？｣
向｢え、おるよ？ほら｣
団子をもぐもぐしながら、あっち、と目を向ける康二くん。その先には確かに2人が居る。
だけど何だか顔をしかめている。
深｢なにお前ら！｣
岩｢それ以上近づいてくんな。学校でマーキングすんじゃねーよモラル消えたのか｣
宮｢Aが可愛いからって、付き合ってもない子にしちゃだめだよ｣
深｢あー…｣
『マーキングがバレてる…』
私が悪いわけではないし、何なら付き合ってるわけだから後ろめたい訳では無い。でもストレートにそう言われるとなんだか恥ずかしくなる。
宮｢A大丈夫？ふっかがごめんね｣
優しく言ってくれる宮舘先輩だけど、いつもよりは距離があるように感じる。辰哉先輩のマーキングが嫌なのかな…？
深｢あのね、俺たち付き合った｣
岩｢あ、なんだそういうことかよ｣
宮｢心配しなくて良かったんだね、安心した｣
もっと驚くのかと思ったけど、むしろ付き合っていて良かったと安心した先輩2人。
そしてじっと黙っていた…
向｢付きおうてんの！？やばすぎ！はよ皆に言わなあかんて！！｣
康二くんは大興奮で走り回り始め、クラスの友達に取り押さえられてしまっていた。
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紅彩(プロフ) - わーぉさん» こちらこそ読んでいただきありがとうございます！引き続き頑張って更新していただきます。お気遣いありがとうございます！ (2021年8月29日 14時) (
レス) id: 4196f501cf (このIDを非表示/違反報告)
わーぉ(プロフ) - 素敵な小説をありがとうございます！更新されるのを毎回楽しみにしていました。次のお話も気になり待ち遠しいです！無理なくよろしくお願いいたします！ (2021年8月29日 13時) (レス) id: 88cbea371f (このIDを非表示/違反報告)
しゃも(プロフ) - お返事ありがとうございます。応援してます。 (2021年8月29日 13時) (レス) id: 9144ae481b (このIDを非表示/違反報告)
紅彩(プロフ) - しゃもさん» ありがとうございます！そう言っていただけると嬉しいですし、次も頑張れます。引き続きよろしくお願いします！ (2021年8月29日 10時) (レス) id: 4196f501cf (このIDを非表示/違反報告)
しゃも(プロフ) - 楽しみすぎて更新が待ち遠しい程でした。次も楽しみにしてます！、 (2021年8月29日 10時) (レス) id: 9144ae481b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅彩
| 作成日時：2021年8月9日 20時
