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『おかしくなりそうだった、本当に加減して欲しい』
｢ん？でもAだってよろこんでたでしょ｣
『ふっか…』
ベッドの中でごそごそ動いた彼は、なんの悪気もないような顔で私を見た。
よくそんな色っぽい顔が出来るものだなと感心する。
初めて体を重ねてから半年。
食事に行ったり、たまに買い物もしたりする。
気になっているのは、お互いの家に行ったことが無いということ。
私達は2人とも一人暮らしで、何も困ることはないはずなのに。そういう話にはならない。
『ねぇふっか』
深｢うん？｣
『今度旅行行かない？』
深｢えー旅行？｣
友達カップルがよく旅行に行っていて、それを見る度に羨ましいと思っていた。
ふっかからそんな誘いを受けたことは無いから、私から言うしかない。
深｢なんでそんな急に恋人みたいなこと言い出したのA｣
『え？』
深｢俺ら付き合ってないじゃん｣
『…は…』
深｢あ、え、付き合ってると思ってた？｣
『う、ん』
深｢あーまじ？｣
少し、いや割と面倒くさそうな顔になるふっかを見ていると
嫌と言うほど伝わってきた。
私の勘違いだったんだと。
深｢俺そういうの面倒、Aとはこのままがいいかな｣
『そう…だよね』
深｢A、こっち向いて｣
『＿＿ん、』
悲しくなって俯いた私の顔を包み込むように伸びてきたふっかの手。
ふっかの表情は見えず、そのまま唇が塞がれて
されるがままにまた抱かれてしまった。
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紅彩(プロフ) - よっぴさん» 1番と言っていただけて感無量です…(TT)怒からキュンに変えることが出来て安心しました！ 応援ありがとうございます、頑張ります！ (2021年4月23日 9時) (
レス) id: 4196f501cf (このIDを非表示/違反報告)
よっぴ(プロフ) - 完走おめでとうございます！一番好きな作品でした！途中、『深澤さんぁ…怒』となりましたけど、無事に結ばれてキュンキュンしました！次作も頑張ってください！！！ (2021年4月23日 8時) (レス) id: b91d577ca1 (このIDを非表示/違反報告)
紅彩(プロフ) - 七七盛さん» 嬉しいお言葉たくさんありがとうございます！！悪すぎないふっかさんを目指していたので安心しました…！ご期待に応えられるように頑張ります(´∀｀*)コメントありがとうございますっ。 (2021年4月14日 17時) (レス) id: 4196f501cf (このIDを非表示/違反報告)
七七盛(プロフ) - テンポとヒロインちゃんが可愛くて一気に拝読しました！もっとしんどい展開になったらつらいなぁと思い読み進めていましたが紅彩さんのふっかさんがこれまた悪すぎなくてむしろこっからの展開が楽しみで、悶えてます！つづきを楽しみに待たせていただきますっ！ (2021年4月14日 16時) (レス) id: fe5caf252e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅彩
| 作成日時：2021年4月6日 19時
