兄妹喧嘩 ページ9
す「よう食うたわ〜」
「ねー！もうはいらん！笑」
村「片付け終わったで」
安「ありがとう〜」
大「あんがと〜」
みんなでもりもり食べて、ソファをおにーちゃんと2人で占領してぐたーっとする。片付けはよこちょとヒナちゃんがしてくれた。今日は甘やかす日だから手伝わなくていいんだって。
ヤス先輩と忠義くんは、冬にはコタツになるようなテーブルに寄っ掛かりながら座ってスマホゲームをしていた。
ヒナちゃんとよこちょもこっちに来て、おにーちゃんもソファから降りて、ヤス先輩と忠義くんもテーブルに向き合うように座り直して、みんながテーブルを囲うように座ると、一斉にこちらを見る。
「な、なんでしょう…？」
す「ん」
おにーちゃんに促されるまま、ソファを背に体操座り。
大「俺らはもう、事情聴取済みやねん」
安「そ、後はAちゃんだけやねん」
「じ、事情聴取…？」
その言葉を聞いて思い浮かぶものはアノ人関連のことしかなくて、一気に嫌な気持ちになった。もう、せっかく忘れてたのに。そんな思いで年上組を見ると、お説教モードなのが分かった。え、なんで？え？
す「お兄に話さなあかんことあるよな？」
「え？ピアスなくしたこと？」
す「昨日より前のことや」
「……ない、よ」
真っ直ぐ見つめられるのに耐えられなくて目線を逸らして答えた。腕を組んでドンと座って、眉間にしわを寄せるおにーちゃん。もう、ほんとにおっかない。
村「亮がな、見てたんやって」
「っ！？み、見てた…？」
す「お前、思い当たることあるやんけ。あ？自分から話さんでええんか？」
横「すばる、少し落ち着けって」
ヒナちゃんの一言で、おにーちゃんとが何を言いたいのか分かった。あの、窓ガラス事件…見られていたとは。グイグイ問い詰めてくるおにーちゃんをよこちょが制してくれて、少しだけ冷静に戻ってくれた。
「やって、話したらライブ連れてってくれんやん」
す「お前！A！ごめんなさいが先でしょうがぁ！」
「ご め ん な さ い ！！！！」
す「なんやねんその態度！お兄になんでも話すって約束やろ！」
「んもー！言っても仕方ないことやと思ったの！ごめん！」
す「なんのための約束やねん！守るための約束やろ！！！」
「お兄がそないに短気やから言いにくいねやんか！！！あほー！！！」
す「ああ！？あほ言う方があほや！！！」
「あほですよーだ！あほの妹のあほですよーだ！」
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春(プロフ) - 初めてのコメント失礼します。これからも「ヤンキーくんと元やんちゃん」を読ませて頂きたいので、のんびり少しずつ更新して頂けると嬉しいです。御多忙との事ですが、どうか御無理せず、お体に気を付けてください。応援しています。 (2021年3月28日 21時) (
レス) id: 0f0f6f6b4e (このIDを非表示/違反報告)
おゆ(プロフ) - ∞ヤンマーEIGHTER∞さん» こちらにもコメントありがとうございます( *；∀；) ご期待に副えるように尽力します！ (2019年8月29日 23時) (レス) id: 2aceb7dd30 (このIDを非表示/違反報告)
∞ヤンマーEIGHTER∞(プロフ) - 移行おめでとうございます！！これからも､ヤンキーなメンバーが見れて嬉しいです！頑張ってください！！！応援してます！！ (2019年8月28日 17時) (レス) id: 54e9c54bda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おゆ | 作成日時：2019年8月28日 17時
