一件落着（青side） ページ15
泣きながら出てったセンパイと入れ違いに、亮、大倉、マルが教室に入ってきた。
大「どやった？」
安「まぁ、大丈夫そう」
丸「いっけん、らーくーちゃーくぅうううう！！！」
錦「章ちゃんおつかれ」
かぶくマルは置いといて、大倉と亮とハイタッチ。
いつもやったら寄ってくるんに会話に入ってこないAちゃんの方を見ると、厳しい顔のまんま固まってた。
安「Aちゃん？どないしたん？」
「…はぁあああああ…」
心配しつつ側に寄って肩に手を置くと、我慢してたもんを全部吐き出すようにでかいため息をついた。
「あの！あの！ヤス先輩めっっっっっちゃかっこよかったです！！！」
安「へ？」
「途中からアノ人そっちのけでヤス先輩のことばっかり気になってしまって、ニヤニヤするの抑えるのに必死でした！」
俺の心配は他所に、きゃーきゃー言うAちゃんに習ってきゃーきゃー言うマルと大倉。ニヤニヤしてる亮。
大「ヤスどんなやったん？」
「あんな、俺の大切なコ、やってぇーーー！」
丸「キャー♡ヤスくんかっこいー！」
大「他は他は？」
「Aって、呼び捨てしてんーーー！！！」
丸「キャァアア♡ヤスくん男前ーーーー♡」
「そっちにドキドキさせられて緊張しちゃいました♡」
改めて言われると、こっちが恥ずかしくなってくる。頭抱えとったら、肩に手を置く亮が無言でニヤついてて、羞恥心が増大した。
安「Aちゃん！ストップ！たんま！」
「へぁ？」
安「もうおしまい！な？な？」
「はーい！」
大丸「チッ…」
安「お前ら、悪いで」
明らかにつまらなさそうに舌打ちするマルと大倉を睨む。お互いの背中を押し合って俺は悪くないと主張し、お互いに罪をなすりつけ合っている。
錦「おい」
「？はい」
しょーもないやり取りしてたら、珍しく亮がAちゃんに声かけた。俺らも動きをピタッと止めてその珍しい光景に目を向けた。
錦「お前の中で、ケリついたんか？」
「…ふふ、心配してくれてます？」
錦「…おう、悪いか」
「それは、ありがとうございます。…ちゃんと、ケリ付けました。ごめんなさい言わせたんで！」
錦「そぉか…ええやん、おつかれ」
「ふふふ、錦戸先輩やさしーっ」
錦「ダマレ」
亮の不器用な優しさ。
それがAちゃんに伝わってて、そのことが俺の中ではめちゃくちゃ嬉しかった。やけど！
安「亮！頭撫でたらあかーーーん！！！」
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春(プロフ) - 初めてのコメント失礼します。これからも「ヤンキーくんと元やんちゃん」を読ませて頂きたいので、のんびり少しずつ更新して頂けると嬉しいです。御多忙との事ですが、どうか御無理せず、お体に気を付けてください。応援しています。 (2021年3月28日 21時) (
レス) id: 0f0f6f6b4e (このIDを非表示/違反報告)
おゆ(プロフ) - ∞ヤンマーEIGHTER∞さん» こちらにもコメントありがとうございます( *；∀；) ご期待に副えるように尽力します！ (2019年8月29日 23時) (レス) id: 2aceb7dd30 (このIDを非表示/違反報告)
∞ヤンマーEIGHTER∞(プロフ) - 移行おめでとうございます！！これからも､ヤンキーなメンバーが見れて嬉しいです！頑張ってください！！！応援してます！！ (2019年8月28日 17時) (レス) id: 54e9c54bda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おゆ | 作成日時：2019年8月28日 17時
