３ ページ3
「あああああああああ」
ディナーのお店に電話予約しよう、そう思ってスマホを手に取ったときに宅配便が届いた。伝票を確認すると自分の字で、自分宛に送った荷物だった。
そこで思い出した。これは、彼へのプレゼントだ。
5月16日、彼も、今日が誕生日だ。両手に収まるくらいの箱をそばにおき、机に伏せる。自分の間抜けさに落ち込んだ。
「もう渡す機会ないのに…今日だってお店来ないのに…プレゼント買ってたこと忘れてた…ばかだ…」
彼と知り合ったのもこの店だった。
スタイリストでも活躍してる先輩が元働いていたお店がここで、彼が来店したときにたまたま担当になった。芸能人に疎い方だけど、彼のことは知っていたから、初めてハサミを入れたときは、ものすごく緊張したのを覚えている。
『今日はどんな風にカットしますか？』
大「ん？あー、適当に。あんま短くせんとって。おやすみ」
『え？あ、は、はい……おやすみなさい』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 135人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「関ジャニ∞」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
おゆ(プロフ) - ハニーレモンさん» ハニーレモンさんはじめまして！ 他のメンバーさんのお話も書けたら、更新したいと思います！ コメントありがとうございました！(^^) (2019年5月23日 23時) (
レス) id: 8d8c895fb1 (このIDを非表示/違反報告)
ハニーレモン - はじめまして。最初から読みました。最後は仲直りできてよかったです。他のメンバーの誕生日のお話も読みたいです。 (2019年5月22日 0時) (レス) id: 74ed2de143 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：おゆ | 作成日時：2019年5月16日 23時
