星空への誓い (ページ7)

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その後

疲れをとる間もなく
バラエティのロケに入る。

炎天下の中

ゲームをして、
罰ゲームして…は

正直、体に堪えた。

何度も

「顔色悪いけど大丈夫？」

と、メンバーに心配される。

気持ちでどうにか…
と思うものの

体は正直で、

足元にまで神経が行き届かない。

どうにか贅沢チームに…
と思っても

そんな体では到底無理だった。

ただ

疲れてはいても

仕事だとしても

メンバーと居られる時間は
俺にとって

癒しだった。

お腹も満たされ

キャンプファイヤーの火を
見つめていると

自然に本音が零れ出す。

圭人の留学の話が出ると

胸がキューっと痛くなったが、

メンバーが

心から圭人の為を思って
掛けてくれる言葉に

絆を感じて、

俺も

そんなJUMPのメンバーで良かった

と、改めて感じた。

みんなの叱咤激励を受けた圭人の顔は

不安の色は無く

前を向いて

とても逞しく見えたから、

俺は自然に笑顔になれた。

言葉にはできなかったけど、
表情で伝わってるはず。

だって、

…圭人も俺を見ていたから…。

また、節約チームになったけど、

圭人と同じチームだから…
寝袋でも、いっか。

そう思えた。

あと、幾つの夜を

圭人と過ごせるのだろう…。

疲れているのに
なかなか寝付けず、

寝袋から出て
少し歩くことにした。

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