朝ごはんの匂いは、 (ページ16)

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今日は久しぶりに東京でのお仕事。

アキちゃんはまだ来ないし、お昼どうしようかな、、

なんて考えてるとアメリカの気配がして。

『ゆず兄さん!おはようございます！』

河「その呼び方やめぃ。お昼まだやったら行くか?」

『行きます! アキちゃんいないので絶望的でした(笑)』

河「東京ほんま慣れへんなぁ(笑)ほな行こか。」

何回きても東京の土地勘は掴めなくて。

ゆず兄さんに連れられてきたのはおしゃれなカフェ。

『さすがゆず兄さん。もう東京の人ですやん。』

河「お前のアニキちゃうねん。お任せでいいか?」

あまりにも私は優柔不断すぎるので、

ゆず兄さんとご飯のときは、基本おまかせにしている。

「お待たせしました。」と店員さんが運んできたのは、

パスタとサラダとスープのセット。とても美味しそう。

ゆず兄さんはトマトのパスタで、私はキノコのパスタ。

好きなの覚えてくれてるんだ。

河「ここパスタ美味しいから。連れてこう思ってて。」

『、、美味しいです! こんな美味しいもの食べれるなら、
東京道覚えるの諦めます(笑)』

河「Aのナビちゃうねん、村上に世話焼かすなよ。」

『もう、親離れ?アキちゃん離れしてるんで!』

河「さっきまで絶望的です～なんて言ってたくせに。」

『それとこれは別ってことで！』

久しぶりのゆず兄さんとのランチはやっぱり楽しいな。