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「おそらくマスコミ関係かもなぁー」


んーっと唸り眉を顰める水原さん。
この感じからするに、翔平もわたしから話を聞いた時点でマスコミ関係者だと勘づいていたのかな?
だから俺のせいなんて言ったのかも・・


「遅かれ早かれと何かは起こるとは思っていたがこんな早いとはなー」
「・・俺、べつに自分ことは何て言われようがどうとでもいいです」

今まで何も言わず黙って私の話すことを隣で聞いていた翔平が、固く閉ざしていた口をひらいた。


「けどこうやって、俺の家族や大切にしてる人たちに被害がでるのはいやです」
「・・そうだな。お前がAちゃんや俺たち、そして今から生まれてくる子どもを大事にしているのは知ってるさ。でもな、翔平。すべての人間が今回の結婚を祝ってくれるわけじゃない」
「俺が、大谷翔平だから、ですよね」


手のひらを固く握る。下唇をぎゅっと噛み苦しげな声で言った。

大谷翔平という、どこまでもついてまわる自分自身の名前。きっと翔平自身が1番苦しいはずだ。


「あらかた、覚悟はしてました。でもまさか俺じゃなくてAの方に行くなんて...」
「世間としては、"お前を落とした女の素性"のほうが気になるってことだな」


水原さんの言った言葉はエゴサしたときによく目にした。
大谷翔平を落とした女がどれ程の人物か、みんな知りたがっていた。相手が芸能人やスポーツ選手であればどんな人物か調べれば出てくるが、一般人ともなれば出てくる情報なんてたかが知れてる。


「まぁまだ相手がマスコミと分かる決定打はないから何とも言えないがな」
「じゃあ今の解決策としては・・」
「今まで以上に気をつけるってことだな」
「・・・・・」 ガタンッ!!

いきなり立ち上がる翔平。


「あ!翔平っ?!」
「おい翔平!!!」


そのまま部屋から出ていこうとした。制止しようと2人とも呼び止めるも、翔平はわたしたちの方を見ることなく部屋から出ていってしまった。


「あんな翔平はじめて見た...」
「ありゃ相当怒ってるな」
「そーですよね・・」
「Aちゃんはここで少し待ってて!あいつのこと連れ戻してくるから!」


「え!ちょっ!」と続けて声をかけるも、水原さんも翔平のあとを追って出ていってしまった。ふたりそろって勝手なんだから...!!


ふと、1人になった部屋でさっきの翔平を思い出した、


わたしは翔平のあんな顔を、見たことない。



「翔平...」




一体今なにを思ってるの??



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黄色ジャス民(プロフ) - 不審な白髪頭の男性が一刻も早く法的措置され無事ベビーちゃんが産まれて来て欲しいです (12月25日 20時) (レス) id: 8ff4fc4814 (このIDを非表示/違反報告)
リン(プロフ) - 白髪な謎の男性…。何がしたいんでしょうか😱 夢主ちゃん達に被害ありませんように🙏 (12月24日 21時) (レス) id: 89596a4d56 (このIDを非表示/違反報告)
黄色ジャス民(プロフ) - 白髪頭の男性も出てこないで。2人の邪魔をしない欲しい。 (12月24日 20時) (レス) id: 8ff4fc4814 (このIDを非表示/違反報告)
夢宵桜(プロフ) - オ.リ.フ.ラついたままになってるので、タグ設定下のチェック欄からご対応いただけると幸いです。 (12月22日 22時) (レス) id: c96fd0b24c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:gpneibybz | 作成日時:2023年12月22日 10時

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