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結婚と妊娠の公式発表をして、堂々と翔平と一緒にいてもなんの問題もなくなった。ラブラブ？イチャイチャ？ができると思ってたのに、さすがは大谷翔平。
あちこちのメディアに追い回されてるらしい。
ようやく4ヶ月ぶりに会えたというのに今見ているのはテレビ画面越しの翔平。練習をする翔平にインタビューしようと駆けつけたメディアに取材をされている。
《大谷選手ご結婚、そして第一子おめでとうございます！今の率直な気持ちをひと言！》
《ありがとうございます。えーっ、皆さんの温かい応援に心から感謝を申し上げたいです》
「な〜に〜が！！おめでとうだ！！」
ホテルのテレビに枕を投げつけるわけにはいかないので、しかたなくベットに勢いよく投げつけた。
「結婚おめでとうはわかる！でも言っとくけど！産むのはわたしなんだからね！！まずわたしにおめでとう言いなさいよ！このアホ！！」
お腹も大きくなってきて動き辛いし日々の生活もやっとだってのに、少しは翔平といれるのかと思えばこれだもん。いや、文句を言ったてこれがプロの選手と結婚した宿命なのか...。分かってた、分かってはいたけど実際に体感してみるとさみしいものだなぁ。
でも強くならないと。今この子を守れるのはわたしだ。
翔平をはじめとする人達も守ってはくれているけど、産むわたしがこんな弱気じゃだめだよね。
「...とは言ったものの、暇すぎる」
いくら身重とはいえ太りすぎはよくないからねって産医に言われてたし、少しくらい出歩いたっていいよね?ってことなので、少し散歩に出かけよう☆
たしかここの最上階って展望台みたいに外が見えるんだったよね。宿泊者しかいないから大丈夫だよって翔平も言ってたし大丈夫だろ。
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「曇りで見えない...」
いざ！なんて意気揚々で来たのに生憎の曇り。なんだか雨も降りそうで元々少し薄暗い展望台が余計に暗い。これじゃ気持ちまで沈んじゃいそう。仕方ないけど、ぱーっと見たら帰るかなぁ。
なんて、窓ガラス越しに外を眺めていた。ふと反射するわたしの後ろに誰かが立っていた。
「なんだか優れない天気ですね」
「！！！」
驚いて後ろを振り返った。
40代ぐらいだろうか...ニコニコと笑みを浮かべている。だけど、わたしはこの人を知らない。そしてなぜだか、どこかこの人はこわい。
「知ってます？ここ、大谷翔平っていう選手が宿泊しているらしいですよ」
「っ！！！」
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【暗雲低迷】
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黄色ジャス民(プロフ) - 不審な白髪頭の男性が一刻も早く法的措置され無事ベビーちゃんが産まれて来て欲しいです (12月25日 20時) (
レス) id: 8ff4fc4814 (このIDを非表示/違反報告)
リン(プロフ) - 白髪な謎の男性…。何がしたいんでしょうか😱 夢主ちゃん達に被害ありませんように🙏 (12月24日 21時) (レス) id: 89596a4d56 (このIDを非表示/違反報告)
黄色ジャス民(プロフ) - 白髪頭の男性も出てこないで。2人の邪魔をしない欲しい。 (12月24日 20時) (レス) id: 8ff4fc4814 (このIDを非表示/違反報告)
夢宵桜(プロフ) - オ.リ.フ.ラついたままになってるので、タグ設定下のチェック欄からご対応いただけると幸いです。 (12月22日 22時) (レス) id: c96fd0b24c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：gpneibybz | 作成日時：2023年12月22日 10時
