限りなく初恋

4 日常 ページ5

ピピピッ ピピピッ ピピピッーーー・・


「んーーーっ ポチッ
もうお昼か、、、、」


ちょっとだけ衝撃的な出会いから数日。
とくにあれからわたしの日常に変化はない。





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「ふぁあ〜 眠い、、けどそろそろ起きなくちゃな。休みの日にグタグタしてたらもったないなぁ」



遅めの起床後、ひととおり身支度を済ませて少し前に煎れたコーヒーをずずっと一口。
そうだ冒頭にもどろう。
この間ちょっとした衝撃的な出来事があった。

あのあとえりかさん達に車で家まで送ってもらったあと、こっそり調べたのだ。わたしの隣に座っていた大谷翔平という人を。まぁ、なんというか・・・・


「すごい人だったんだなぁ」


彼は同い年と思えないほどの偉業を成し遂げていた。

そんな有名人とまさか会うとは。。と思ったけど、こっちが気付いていないだけで、もしかしたらわたしはもっとすごい人とこれまでにすれ違っていたことがあるのかもしれない。そうだ。そういうことにしとこう。
そもそも、大物とどうこうなりたいなんてわたしは考えるタイプじゃない。
ただの日常の一コマ。

そう思って忘れよう。



「っといけない。約束の時間に遅れるところだった」



ポロンッ


「ん？LINEか、っとーーーーえりかさんからだ。














は？？？？？？？？？？」






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(LINEトーク)




えりか 《 この間会った大谷翔平って人覚えてる？
その人がねAの連絡先知りたいって
旦那伝えから連絡きたよ。どう？ 》





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「えーーー・・・・・まじですか」



どうやら、日常の一コマではなかったらしい。




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