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仄暗い雰囲気に包まれた静かな場所。
ウェイターもスーツをぴしっと着ていて 動きもホテルマンそのもの。
これ完全につんだやつじゃない？
絶対わたし場違い！！！！！
「いらっしゃいませ。お客様、しつれいですがお名前をお伺いしてもよろしいでしょうか。」
「！！」
慣れないからか、びっくりしてしまった。
「えっと、予約している大谷といいます」
「大谷様ですね。お待ちしておりました。どうぞこちらへ」
分かっていましたといわんばかりのスマートな対応。
大谷、で通じるってことはきっとこのウェイターは予約した相手が大谷翔平ってこと知ってるんだろうな。
でも驚きをみせずに案内するあたりプロだ。
ここはきっとお忍びで何人もの有名な人達が通うんだ。
こんなの珍しくもないよね。
何人かが食事をしているフロアを通り抜け、通路を渡ると一つの扉の前に案内された。
《 R 》
のローマ数字が刻まれた扉。
コンコン コンコンッ
「失礼いたします。お連れ様がおみえです」
ガチャッ
「あ、こんばんは・・・・」
「こんばんは」
大きな窓辺から見える夜景を眺めながら待っていたのだろうか、薄いグレーに水色のチョークストライプのスーツを着た大谷翔平が立っていた。
「では大谷様。コースをお持ちいたします。
今しばらくお待ちください 」
「はい。」
ウェイターが去って、2人になった。
「・・・・・」
「・・・・・」
なぜか立ったまま無言のわたしたち。
.
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黄色ジャス民(プロフ) - 本当に最高なお話です。めっちゃ大好きです。まだお話は続くと思うけど出来ることなら続編も読みたいです。 (12月21日 16時) (
レス) @page47 id: 8ff4fc4814 (このIDを非表示/違反報告)
黄色ジャス民(プロフ) - どうか別れないでハッピーエンドでお話が終わりますように。 (12月20日 22時) (レス) id: 8ff4fc4814 (このIDを非表示/違反報告)
arulongchuan(プロフ) - 最高です…！ (12月16日 18時) (レス) id: 1fa20d15c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：gpneibybz | 作成日時：2023年12月15日 13時
