隣猫ですが何か。2 (ページ9)

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WN「Aは誰が好きなの？」

そんな事聞かなくても分かってるくせに

『ウォヌ、が好き…っ』

最後まで言い終わらないうちにウォヌはキスしてきた

WN「知ってる。けど、腹立つ。次こんな事されたら…わかった？」

男の目になったウォヌはそう言って何度も何度もキスしてきてウォヌ以外の事を考える余裕が無くなったから、ウォヌにされるがままだった

WN「Aも悪りぃと思うけど？」

『え？』

WN「Aみたいな可愛い子がメイド服なんて着てたら狙うに決まってんだろ」

可愛いって何気初めて言われたよね？恥ずかしくなってウォヌから目を逸らした

WN「照れてんの？笑笑かわい」

またウォヌにキスされた。かと思ったら顔は首筋に降りていった

『痛！』

WN「ミンギュに付けられてんだから彼氏の俺は勿論いいよな？上書き。Aは俺のだから」

彼氏の俺、とかAは俺の、とか名前呼びとか。普段しないのにこういう時だけ言って私が照れるのを見て楽しんでるんだ

『…意地悪』

WN「え？もう1回？」

『バカ笑』

笑った私を見たウォヌは安心したように笑った

WN「…あのさ一応確認なんだけどミンギュの告白オッケーしないよな？」

メイド服を着替えたあと2人で下に降りてテレビを見てるとそう言われた。服はウォヌに借りた

『当たり前じゃん。次会ったらちゃんと断るよ』

WN「俺もついてく」

『何で？1人で大丈夫だよ笑』

WN「アイツ何するかわかんないから」

『…そっか笑』

ウォヌの方を向くと小さく笑ってた。私はすぐそばにあったウォヌの手に指を絡めた。ウォヌは驚いてこっちを見たあと呆れたように笑って握り返してくれた

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学校に行って1番にメイド服を返した。あの男の件があるからね…とみんな私を責めはしなかった(ウォヌがあの男の話をしてくれたみたい)。友達とかクラスメイトに大丈夫？とかなんとか労ってもらいながら教室に行くとジュンが飛びついてきた

JN「A！大丈夫だった！？」

『うん大丈夫だよ』

WZ「お前(一応)女なんだからな」

『ありがとうジフン』

HS「そーだそーだ。お前の事狙ってる奴以外と多いんだぞ。いやー困りますね彼氏さん」

WN「コイツ俺から離れないから大丈夫」

WZ「いや、Aが照れるならまだ分かるけど何でスニョンまで照れてんだよ