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遡る事20分前。


ソジュン先生がつけなくなったと聞いて必死で知恵を絞るもののいい案が思いつかない


SC「あ!」

『何かいい案ありました?』

SC「ウォヌは?」

『…はい?』

SC「ウォヌなら機械詳しいから扱えるかもしれない」

『いや、でも…』

SC「ウォヌに頼んでくる!」


そう言ってスンチョル先輩は笑顔で駆け出していったのである


既にいくつかの競技が終わっていて次第に慌ただしくなってきた


MG「先輩何に出るんですか?」

『え、私?借り物競走だよ』

MG「えー!いいなー!僕も出たかったんですよね」

『そうなんだ。ミンギュは…リレーだったっけ?』

MG「そうです!」

WN「Aもう借り物競走並んでんぞ」

『…行ってくるね〜』


なんかウォヌ目が死んでんだけど!?
もう目線が氷点下だったわ

反対側にある入場門までダッシュして並んだ。暑いわやっぱり。テントって最高
私が選んだ紙に書いてあったお題は"各組のハチマキと黄色組の応援団長"だった


『黄色組の応援団長…?』


誰だ。まぁとりあえずそれは置いといて赤組青組黄色組のハチマキを搔っ払いに行く(言い方)


『ジュン!ハチマキ貸して!』

JN「いいよ〜はいどうぞ」


Aは赤組のハチマキをゲットした


『ありがと!』

JN「お題なんだった?」

『各組のハチマキと黄色組の応援団長』


そう言うとジュンは笑って頑張ってね〜って言ってくれた。私は今度は反対側の本部テントに走って行った


『2人ともハチマキ!』

WN「は?」

MG「お題なんだったんですか!」


ハチマキを手渡しながらそう聞くミンギュ


『各組のハチマキと黄色組の応援団長』


そう言うと2人に笑われた


MG「それ笑笑無理でしょ笑」

『なんで!』


ウォヌの前に手を差し出しながらミンギュに言った。ウォヌ、違うよ。その手は握るんじゃなくてハチマキ回収したいんだよ


MG「だって黄色組の応援団長ってジョンハニヒョンでしょ?」


…やられた。ジョンハン先輩といえば神出鬼没な事で有名な節もあるような人だ。くそ、やられた…てかあの人よく団長なったな


『マジかー。聞いてねーよー』


結局ウォヌはハチマキを手渡さなかったので頭からもぎ取ってジョンハン先輩を探すことにする。まだゴールした人はいないっぽいけどこれ難易度高すぎじゃない?
とりあえずジョンハン先輩を探したけど見つからない。1人困り果てていると後ろから声をかけられた


JH「Aちゃん俺探してるって本当?」

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作者名:蓮兎 | 作成日時:2019年5月6日 20時

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