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シャツに付いた口紅の正体は、京極さんだった。
スタジオに向かう途中、何となく推理がついて京極さんに電話を掛けた。
《おー、どしたん》
《俺のシャツに口紅つけたの京極さんですよね》
《うん、そやで》
《なんで付けたんすか?》
《お前に女の影匂わせれば、流石にAちゃんに火がつくかなあ思って》
マジで逆効果です、京極さん。
_____
『てことがあったの』
「……じゃあ浮気してないってこと、」
『そう、本当にごめん』
「まあ、それならいいけど」
『、え?』
あれ、全然思ってた反応と違う。
「だから、浮気してないなら別にいいよ。わたしがあっさりしてるから、嫉妬させてみたかっただけでしょ?」
底なしの温情に触れて、思わず抱きしめた。
どうしてこんな俺のことを許してくれるの。
『、怒ってないの?』
「うん、怒る暇あったら笑ってたいじゃん」
『あーーー、好きだわマジで』
「簡単に許すとこ?笑」
『いや、そうじゃなくて、Aのあったかいとこ全部』
訳が分からない様子で笑うA。
呆れたように俺を見るけど、その表情さえ、ずっと眺めてたいくらい好き。
「よく分かんない」
『あなたの可愛いとこは俺がわかってれば充分』
「ふーん、」
『気分損ねたことには違いないからさ、何でもお願い聞くよ』
そう言うと、考え込むようにして空を眺める彼女。
綺麗な横顔が、月明かりに照らされて輝く。
「んー、じゃあ何とか一日休んでわたしとデートしよ」
『え、それでいいの?』
「うん」
『ぜっっったい休む、もう何が何でも休む。直近でいつ休めるか明日聞いてみるね、えでも今電話した方がいいと思う? マネージャーに電話してみるか、』
「ねえ落ち着いて」
『ごめん、笑』
笑い合って帰路に着く。
ちゃっかり手も繋いじゃって、それを拒まないAにまた絆されて。
『もうさ、二度と傷つけないから』
「うん、笑」
『何笑ってんの笑』
「クサい台詞だったから」
『もー、本気だからね?』
あーあ、やっぱりどうしようもないくらい好きだわ、
・.
なっつさん、リクエストありがとうございました☺️
個人的に腑に落ちない完成度だったので書き直すかもしれません。
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ゆーち - 野球デートすごくよかったです😭応えていただきありがとうございます🙇🏻♀️ (2月26日 10時) (
レス) @page14 id: 122f0a0960 (このIDを非表示/違反報告)
しろ(プロフ) - ゆーちさん» 野球デート! ルールは全く知りませんが、ニュアンスと想像で頑張ってみます! 素敵なリクエストありがとうございます✨🫧 (2月24日 22時) (レス) id: 04cbf0a3ac (このIDを非表示/違反報告)
しろ(プロフ) - 優香さん» 最高のリクエストいただけて書くのが楽しかったです🫶 また気軽にコメントしてくださったら嬉しいです💖 (2月24日 22時) (レス) id: 04cbf0a3ac (このIDを非表示/違反報告)
ゆーち - リクエストここでしてもよろしいでしょうか‼︎もしよければ、一緒に野球の試合を見に行くというのをしてみてほしいです🙇🏻♀️ (2月24日 18時) (レス) @page13 id: 122f0a0960 (このIDを非表示/違反報告)
優香(プロフ) - さっそくお答えして頂きありがとうございます🥹素敵すぎました🤦🏻♀️短期間で2回もリクエストお答え頂き感謝しかないです!!ありがとうございます🙇🏻♀️ (2月22日 23時) (レス) @page10 id: d355baeeeb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しろ | 作成日時：2024年2月7日 22時
