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episode13 追憶ノ子は誰ソ? ページ18

「オウム…!?大丈夫…!?」
『…うぅ…あああ』

なんだろう、何故か胸騒ぎする上に
少し…いや、とても…
頭、が痛い気がする…

「…しっかり…!オウム…!?
 どこか痛いの…!?」

痛いよ。凄く痛い…
それになんだか…懐かしくて、悲しくて…苦しくて
頭が、かち割れそうなんだ。

「うあ〜!どどどどどうしよ…!?」





__________そっか、×××は今…苦しいんだね…?


記憶の中の知らない誰かが問いかける。

_______んー…私達、こういうとき何してたっけ…?
はやく思い出してよ…!大事な事だよ!

わからない。思い出せない。そんな事、言われても…
わかんないよ…!

__________ふーん、そっか。ざんねん…だね。

本当に残念だ…
頭が痛くて、苦しいだけで何も思い出せない

__________仕方ないなぁ、教えてあげる!

教えてくれ、いや…教えて下さい。
そして、はやくコレから解放して…っ

__________あのね、こういうときha











______「オウム!!!!!」



!?


「やっと反応した…
 心配したよ…急に叫び出すわ、
 大丈夫かって聞いたら今度は過呼吸なって
 ヤバいと思ったらまた叫ぶし反応しないわで
 ホント大変だったんだから…!」

…?
あ、そうか、自分は記憶の中の子と話して…た。
話して、た。うん、話してたよ。
…ん?…そうだ話してたといえば…
記憶の中のあの子は誰なんだろう?
誰、なんだろう………?
…って……は?……え?待って待って!
その例のあの子と話していたその間、
自分…そんなに叫んでたの…!?

「ま、良かった。
 今は息も整ってきてるし、大丈夫そうだね。」
『…う、うん。だいぶ、マシ…』
「良かった〜
 それなら、オウムの名前も決まった事だし、
 その羽、どこで拾ってきたのか気になるけど
 それは聞かないことにして…
 私の名前を発表するよ〜?」

気を使っているんだろう。
でも、自分を拾ってくれた恩が
こんな生きるのに必死にならなくちゃ
生きていけない世界で助けてくれた恩が
あるのに、彼女の疑問一つや二つに
答えれなくてどうする。









『…この羽は…』

episode14 もウ1人ノ少女side→←作者ノ日記3 お知ラせ


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カノヒスイ(プロフ) - その辺、注意して書き込みしてくださいね♪ (7月24日 8時) (レス) id: 9a08fdce46 (このIDを非表示/違反報告)
カノヒスイ(プロフ) - 感想いつでも歓迎しますが、みんなが不快に思うことを書き込んだり、荒らしはダメです! (7月24日 8時) (レス) id: 9a08fdce46 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カノヒスイ | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2023年6月6日 20時

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