49話 ページ4
A「なに?どういう意味かよくわからないんだけど…」
「純情ぶるのやめろよ、男とこんな時間まで二人だったんだからつまりそういう事だろうが」
私を問い詰めるように話す五条に思わず身体が後退る。
五条の言っている意味も、なんで怒っているのかも、どうして私が元カレと会っているのを知っているのかも、聞きたいことがたくさんある。
しかし、今はそんなことより目の前にいる男から距離を取らなければと本能が叫んでいる。
「なぁ、どこまでやった?手は繋いだ?キスは?その先は?」
A「・・・」
「お前キスしたことないって言ってたよな、じゃあ今日したの?」
A「・・・」
何も答えない私を追い詰めるようにゆっくりと近づき「なぁ、言えよ」と低い声で囁く。
A「キ、スは初めてじゃない…」
けして間違ったことは言っていない、あれをファーストキスと認めたくはないが、あれは紛れもなく私の初めてしたキスだ。
「あ“?初めてじゃない?」
五条は伏せ気味だった私の顔をその大きな手で私のあごを掴みグイっと上を向かせる
私の目線の先には大きく目を見開き、私をまっすぐと見つめる冷酷な瞳が私を捕らえる。
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lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (12月15日 11時) (レス) @page37 id: 7de4ffbd52 (このIDを非表示/違反報告)
白うさ - 最終回泣きました、、、このままずっと五条と夢主ちゃんで幸せになってほしい!!五条と夢主ちゃんの結婚生活が見てぇええぇぇ!!! (12月4日 19時) (レス) id: 733585db8f (このIDを非表示/違反報告)
目覚まし時計の針 - 夜に暗い廊下で壁にもたれかかってる五条を妄想して死にました (2022年1月16日 22時) (レス) @page3 id: 0727e3cb02 (このIDを非表示/違反報告)
zero(プロフ) - あれだな、なんか永遠に死ねないみたいなやつ (2021年10月23日 16時) (レス) @page37 id: 0d7a47aa6b (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - 私も何となく夏油ですね。 (2021年6月13日 18時) (レス) id: 4534ab9975 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ガチンコチン | 作者ホームページ:https://twitter.com/ponponpon896
作成日時:2020年12月22日 17時