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香水. ページ2

『香水付けてみよっかな……』

人生で初めての香水を付けてみることにしました。悟くん喜ぶといいな。

『あんまり付けすぎたら嫌だなぁ…』

ネットで香水の付け方を調べた。

『へー,耳とかうなじに付ければいいのかぁ……』

ほんのり香るように1滴.2滴ほど付けてみた。

『匂いキツくないかな…?』

少し心配だけど,これで悟くんが喜んでくれたらいいな,とウキウキする気持ちがあった。


_________________


『今日のご飯何がいい〜?』

「今日は任務が多かったからなぁ〜…やっぱりササッとパパっと食べられる物?」

『ササッとパパっと!?笑』

悟くん,考えるの面倒臭いのかな


「あれ,A…?」

『ん?どうしたの?』

急に悟くんが後ろから抱きついてきた
190もある身長に抱かれたら,私すっぽり入っちゃう。

『…いつもの匂いと違う……。』

耳元で低音で囁かれ,思わず体がビクッとする。

『誰の……匂い?』

悟くん,勘違いしてるのかな…?

「悟くん,違うの,これは」

『誰の匂いなの?』

作戦失敗だ…喜ばせようとしたのが逆になってしまった。

「…今日,悟くんが帰ってくる前に香水付けたの。喜ぶかなって思って……ごめんね、」




2人とも黙り込んでしまい,換気扇の音しか聞こえない。













『はぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜……』


「ど,どうしたの?悟くん」

『他の誰かの匂いかと思っちゃったじゃん…
ばか……。』

そう言うと,私の肩に猫のように顔をすりすりとさせた。

『はぁ……びっくりしたじゃん…』

「はは,ごめんごめん。匂いキツくない?」

『全然。丁度いいよ。』

そう言って悟くんはほっぺにキスをしてきた。

『Aは何処にも行かないでね…?』

私が悟くんから離れるわけない!と思いながらも,ぎゅっと抱き締めた。



_____________

まだまだ続きます( *´꒳`*)

ただいま.→←今日もおはよう.



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作者名:朱雨. | 作成日時:2021年2月23日 23時

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