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足音を立てないように廊下に出る。
何か話し声…叫び声？が聞こえる。
「この声…」
恐る恐る扉を開けるとそこにいたのは
何かで地面に固定されたパウリーと見知らぬ青年だった。
「パウリー！！」
「A？！お前何やってんだ馬鹿野郎！！」
「何って…血だらけ…！アンタこそ何があったの…？！」
「おいお前、コレ外してくれ！！」
「誰？！麦わら帽子…襲撃犯？！」
「襲撃犯がコイツと仲良く捕まってる訳ねぇだろ！
いいから早く外せ！」
青年に言われるがまま私は手にしたカナヅチで
２人を固定している輪っかのようなものを壊した。
「…パウリー！！」
「A…助かった。すまん…」
パウリーはガレーラの職人達の中でも1.2を争う程強いはずだ。
そんな彼がこんなにボロボロにやられるなんて…！
「一体誰がこんなこと…」
「分からねぇ。…お前こそ何やってんだこんな時間まで！」
「いや、鍵無くして探してたら…爆発音がして…」
「おい！ロープのやつ！話してる場合じゃねぇぞ！」
「あぁそうだった！
A、お前はとにかくここから出ろ！！」
「…っうん…！」
パウリーと麦わらは急いでどこかへ向かった。
一体どういこと…？！
.
.
.
ドゴォォン！！！
「今の音…！」
ごめん、パウリー。
逃げろって言われたけど、やっぱり無理！
私だってアイスバーグさんを助けたい…！
行くあてが無くて、困ってるところを拾ってくれた。
私にガレーラという居場所を与えてくれた。
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ちゃわん虫(プロフ) - ダダン巻きさん» ありがとうございます！パウリー？誰だっけ？？と思われているかもと勝手に思っていたので嬉しいです笑 ダダン巻さんの小説もお気に入りに入れさせて頂きました！ (2021年1月12日 11時) (
レス) id: 65c61994ea (このIDを非表示/違反報告)
ダダン巻き(プロフ) - コメント失礼します！小説読んでて胸が躍りました…！めちゃめちゃ好きです！！！ (2020年12月31日 1時) (レス) id: 04fb927f29 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃわん虫 | 作成日時：2020年11月3日 16時
