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「ブルーノ！」
ﾌﾞﾙｰﾉ「…A…か…」
「大丈夫か？！立てるか？」
ﾌﾞﾙｰﾉ「あぁ…」
ブルーノは麦わらによって
打ちのめされ、意識を失っていた。
ブルーノを倒すとは…
麦わらのルフィ…一体何者だ？
ﾌﾞﾙｰﾉ「奴は…妙な体技を使う…」
「そうとうヤベー奴みたいだな…
まぁここエニエスロビーまで
海賊が自ら出向くなんて前代未聞だ」
それもあのアクアラグナを抜けて…
仲間一人の為に。
「ひとまず手当てだ」
ﾌﾞﾙｰﾉ「すまんな…」
俺はブルーノに肩を貸す。
救護室まで少し距離があるか…
ドオオォォン！！！
「？！」
ﾌﾞﾙｰﾉ「今の音は…？」
「あそこは…カクとジャブラがいるはずだ…！」
ﾌﾞﾙｰﾉ「奴らが？」
「信じたくねぇが…行くしかねぇな」
アイツらが負ける訳ない。
きっと麦わらの一味をぶっ飛ばしたんだ。
そう自分に言い聞かせるが
胸騒ぎは収まらない。
ﾌﾞﾙｰﾉ「俺も行こう…」
「でも…！」
ﾌﾞﾙｰﾉ「大丈夫だ…心配するな
いざというとき俺の能力が必要だろう」
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「カク！！！」
あぁ、やっぱりだ。
俺の"野生の勘"は当たる。
「カク…！！しっかりしろ！！！」
カク「A…ブルーノ…」
ﾌﾞﾙｰﾉ「大丈夫か？！」
カク「あぁ…。情けない…」
あのカクが…！
いつもひょうひょうとして
何でも卒なくこなすカクが、やられた。
そして俺たちはこの後
すぐ近くの部屋で倒れている
ジャブラを発見した。
「クソ…どうなってんだ…！！」
ｼﾞｬﾌﾞﾗ「アイツら…相当やるぞ…」
ﾌﾞﾙｰﾉ「急ごう…！」
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作者名：ちゃわん虫 | 作成日時：2021年7月22日 22時
