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ｽﾊﾟﾝ「えー、ゴホン！！あーあー、
君たち、長期任務ご苦労だった！」
「あ、長官！居たんすね」
ｽﾊﾟﾝ「うん！！ずーっといたよ？！！」
ｶﾘﾌｧ「早く要件を言ってください」
ｽﾊﾟﾝ「あ、はいはい。えーとだな、、
早速だが、これからニコ・ロビンを護送する
が、侵入者がどうやら騒いでいるようだ」
ﾛﾋﾞﾝ「……！！」
カク「しつこいのぅ…」
ｽﾊﾟﾝ「映像電伝虫を」
「……！」
映像にはしっかりとパウリーが映り込んでいた。
ルルとタイルストンまで。
それにフランキーんとこのチンピラ共…
正門が激しい戦闘となっている。
「パウリー…！」
これを乗り越えて麦わら達は
この女を取り戻しに来るとでも…？
ﾙｯﾁ「フッ…面白い」
ｽﾊﾟﾝ「面白くなんかねぇよ！ったく…
いいか、奴らを絶対に食い止めろ」
ﾙｯﾁ「仰せのままに」
ｽﾊﾟﾝ「万が一の時はコレがある」
ﾛﾋﾞﾝ「それは…！！」
ﾌﾗﾝ「金色の…電伝虫？」
スパンダム長官が得意げに見せたのは
"ゴールデン電伝虫"と言われ
このボタンをひとつ押せば
海軍本部中将5人と軍艦10隻という
国家戦争クラスの大戦力で無差別攻撃を行う…
"バスターコール"が発動される。
ﾛﾋﾞﾝ「何てこと…！！」
ｽﾊﾟﾝ「俺は特別にこれを所持する権利を得た。
このボタンひとつで全部パァだ…わはははは！！」
ﾛﾋﾞﾝ「馬鹿な事を…！」
かつてニコ・ロビンは自分の故郷や家族を
バスターコールによって失っている。
ｽﾊﾟﾝ「あぁん？！
大体テメェが大人しく連行されてりゃあ
こんなもん必要ねぇんだよ！！この女！！」
ﾛﾋﾞﾝ「うっ…！！」
「っおい！長官！！」
スパンダムはロビンを殴った。
俺は彼女に駆け寄る。
…身体が、震えている。
「おい…大丈夫か」
ｽﾊﾟﾝ「A！こいつは悪魔の子！
同情する価値もねぇ！！」
「もう良いだろ…！殴る必要は無い」
彼女は仲間を欺いて、裏切って、
それでも彼らを守るためにここまで来たんだ。
ﾌﾞﾙｰﾉ「麦わらは俺が止めよう」
「……あァ、頼んだ。
正門前の雑魚共は俺が駆除する」
ｶﾘﾌｧ「A…」
「逆らう奴は皆殺しだ。いいな」
ｼﾞｬﾌﾞ「お前に言われなくてもそうするっつーの！」
ﾙｯﾁ「……A」
「テメェの落とし前はテメェでつける。
これで文句ねぇだろ」
ﾙｯﾁ「…あぁ」
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作者名：ちゃわん虫 | 作成日時：2021年7月22日 22時
