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カリファ「侵入者?」

ルッチ「途中乗船は不可能。侵入者がいたとすれば
  出航から乗せちまってた事になるな…」





全7車両。

後ろ車両から前車両に行くに連れ
戦力が高くなるような布陣になっている。

ニコ・ロビンは1番先頭車両、
そして2車両目に俺たちはいる。

例え追跡されてもここまで辿りつく者は居ないだろう。




カク「ほう…後ろから責めて来ているか」

ブルーノ「手を貸すか?」

ルッチ「必要無い。例えここまで来たとしても
  返り討ちにするまでだ」

「………」

カク「口数が少ないのう。A」

「喋りゃあうるせぇと言われ
 黙ってりゃ静かだと言われ。
 俺は一体どうすりゃ良いんだよ?カク」

カク「クク…確かにな。仕方ないじゃろ
  お前は"愛されキャラ"なんじゃ」

「はぁ?どこがだよ…」






カクがポン、と俺の頭に手を置いた。

少しピリピリし過ぎていた…

ロビンの言葉に動揺しちまったし
ルッチの挑発にまんまと乗った。



侵入者の存在だって、俺なら
耳を澄ませば聞こえていたはずだ。






カク「着くまで寝ておれ」

「……あぁ」

カリファ「全く。カクには素直なんだから」

「カリファーうるせーぞー」

カリファ「はいはい」








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「んー…っ!よく寝た!!」

カク「本当に寝るとは思わんかった…」

「いやぁ、今日一日中働きっぱなしだろ?
 残業代とかあれば良いのになぁ」

ルッチ「だったら船大工に戻ればいい」

「ルッチ、お前まだそういう事言うワケ?
 俺に突っかかってそんなに楽しいか??」

ルッチ「実に愉快だ」

「性格わるっ!」

カリファ「ふふ。何だかいつものAに戻ったわね」






カリファが笑う顔は久しぶりに見た。
つられて俺も笑って気がついた。

俺もこんな顔すんの、久しぶりだ。




俺は立ち上がってカリファの隣の席に移動した。









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作者名:ちゃわん虫 | 作成日時:2021年7月22日 22時

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