【ルッチ】兎と豹【ワンピース】 (ページ41)

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数日後。

ｶﾘﾌｧ「で、何か収穫は？」

「いや…まだ…無い」

ｶﾘﾌｧ「そう」

カク「まさか本当に付き合うとはな」

「うるせえな…」

午前中の一仕事を終え、休憩に向かう途中。
カリファとカクに鉢合わせた。

ｶﾘﾌｧ「身も心も女になったのね」

「んなっ、ヤメロ！その言い方！！」

ｶﾘﾌｧ「あらどうして？」

「まだパウリーとは何も…してねぇし…
　付き合うってことになっただけで…」

カク「ほーう…」

「やめろって！その感じ！ムカつくなぁ！」

報告したら絶対冷やかされるに決まってる。
そうは思っていたけど変に隠せるほど器用じゃ無い。

面倒くさいから早めに打ち明けたまでだ。

「大体、お前らがけしかけたんだからな！」

カク「わしらじゃなかろう」

「あ？」

ｶﾘﾌｧ「そうよ。言い出したのはルッチでしょ」

ルッチ『…俺がなんだって？』クルッポー！

「うげ、ルッチ！」

ｶﾘﾌｧ「あ、そろそろアイスバーグさんの
　ところへ行かないといけないんだったわ」

カク「そうじゃ、わしも船の査定の予約があったんじゃ」

「ちょっ、お前ら！何なんだよ！待っ…」

俺の言葉も聞かずにカリファとカクは
そそくさと退散してしまった。