【ルッチ】兎と豹【ワンピース】 (ページ3)

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ドォオォオォン！！

「チッ…大分やられてるな…」

「カク。状況は」

「ルッチ、A！
　今カリファとジャブラが入口を守ってるとこじゃ。
　まだ侵入されていないからここで足止めせねば」

「了解。A、お前は右手に回れ。俺は左を」

「あいよ」

「命に代えても文書を死守せよ！！」

俺とルッチがたどり着いた頃には
派手に攻撃され、負傷者も多数出ていた。

一方相手は少数精鋭…なめられたもんだ。

「ヒィーーーハァーー！！
　大人しく渡すっチャブル～！！」

「あれは…！！」

エンポリオ・イワンコフ！！

革命軍の幹部がわざわざ…？！

機密文書って一体…
いや。今はそんなこと考えてる場合じゃない。

「おいテメェら…ちょっと待たんかい…」

「あらあら。ヴァナタ、強そうね」

「俺の情事を邪魔したクソ野郎共…
　この恨み…晴らすまじ！！！」

「？！
　何かヴァナタだけ目的が違そうっチャブルけど
　とりあえず倒した方が良さそうね！！？」

「月歩！！」

六式。
俺たちは血反吐の出るような厳しい修行で
これら全てを会得した。

そこらの能力者にも負けない。

俺たちは、屈しない。

「ちょこまか鬱陶しいわねェ！！
　デスウィンク！！！」

「く…？！グハァッ…ってぇなコノ糞カマ野郎…！」

「ヴァナータ、さっきから口が悪いわねぇ。
　ちょっとはおしとやかにした方が良いんじゃなくて？」

「うるせぇ！！剃！」

幼い頃から死に物狂いで訓練してきた。
その技は、人体を超えるーーー…

「大人しくなさい！
　エンポリオ・女ホルモン！！」

「ぐっ…？！」

紙絵。

敵の攻撃を読み、スンデで避けることで
すぐ反撃に移る

避けたつもりだ。

「…っこれは…」

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