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「わぁ〜！これ可愛い！！どう？ロビン！」
「うふふ。素敵よ」
「色違いで全部ちょうだい！」
「ありがとうございます！お客様」
店内にはセクシーなものから可愛らしいもの、
カラフルな下着が並べられていた。
「(色違いで大人買い…セレブだなぁ)」
スタイル抜群の美女が２人はしゃいでいる。
うーん。天は二物を与えるのね…
と一人考えていた時。
「でも高いわね。全部買うから半額にしてよ」
うわ、値切ってる…。
「お客様、それはちょっと…」
「じゃあ3分の1にしてくださる？」
いやいや、より値切ってるし。
心の中で突っ込んでいた時、
ぐいっと腕を掴まれた。
「え、え？」
「ねぇ、アンタも高いって思うでしょ？」
「えぇ？！」
オレンジ色の髪のナイスバディは
大きな目で私を見つめてニヤリと笑った。
「思うわよね？」
「え、と…うん…。そうね。
隣町では同じ物がもっと安く売ってた」
「でしょ〜〜〜？！」
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「はぁ〜！良い買い物出来た！
ありがとう！アンタのお陰よ！」
バンバンと背中を叩かれ、痛い。
結局私も恩恵を受けて
彼女たちと一緒に破格の値段で下着を手に入れた。
「私、ナミ。こっちはロビン！」
「Aよ。よろしくね、ナミ。ロビン。
まだこの街に来たばっかりなの」
「そう。私達は旅をしている途中で…あら。
ナミ、そろそろお暇しなくては」
「げ、本当だ」
ナミとロビンの視線の先にいる海兵に
私が気がつく頃には、２人は走り出していた。
「A！またどこかで会ったらよろしくね！」
ナミが遠くで大きく手を振っていたけど
私は呆気に取られてしまっていた。
数人の海兵達が私を抜かして２人を追っていく。
「お嬢さん、お怪我は？！」
「え、私？」
「何もされていませんか？！」
「あ、はい…。ねぇ、あの二人は何者なの？」
「ご存知無いんですか？！」
凄い剣幕である。
ただのスタイル抜群な美女２人としか
思わなかったけど、追われているってことは…
「海賊 麦わらの一味ですよ！！
"泥棒猫ナミ"と"悪魔の子ニコ・ロビン"
懸賞金は２人合わせて１億ベリーに近い！」
「海賊…へぇ、女海賊かぁ…素敵！」
「素敵じゃないですよ！凶悪犯だ！！」
海兵の言葉なんて耳に入らず
軽やかに逃げて行く２人に私は釘付けだった。
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金糸雀@Twitterよろ(プロフ) - もう更新しないんですか…？更新待ってます！！！ (2022年7月27日 16時) (
レス) @page33 id: 4b603c15d1 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃわん虫(プロフ) - 黒豆粉さん» ありがとうございます！他作品を書き始め、更新が止まっておりました。少しずつ更新していきますね。 (2021年6月19日 21時) (レス) id: bd69284d78 (このIDを非表示/違反報告)
黒豆粉 - めっちゃ好きです…。更新は止まってますが、続きが更新されるのを楽しみに待ってます。応援しています。 (2021年6月18日 21時) (レス) id: a216a85358 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃわん虫 | 作成日時：2021年4月1日 8時
