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＊逃避少女A1-4【ヤムチャ】 ページ20
「い、いやな……？こんなキタナイトコで良かったらなんだ………が？」
『……!!嬉しい……っ！ほんとになんて…っ、お礼を言ったらいいか…！ありがとうございます…!!』
「喜んでもらえたみたいで……うん、良かった！じゃんじゃん泊まってけよぉ！」
「さっすがヤムチャ様！太っ腹ですっ！」
人って、こんなにあったかいものだったんだ……
今まで知りませんでした……
うれしい……！
『掃除洗濯調理とあとそれから……たいがいのことなら出来ますので、なんなりと使ってやって下さい！頑張ります！』
「い、いや……長いこと歩いて疲れただろうし？ゆっくりしてていいんだ」
『ですが……』
「エンリョなんかいらん。ココはあんたの言う本家でも宗家でもないんだ…。ヨクの好きなようにしていいんだぞ？」
『……！』
「きゃ！ヤムチャ様ってば男前！」
「茶化すなプ‐アル…！」
「すみませぇぇん！」
『そう言っていただけて…大変嬉しいのですが……』
「？どうした？」
『好きなことを……と言われましても…。今まであまり自由だったことがなかったので、好きなことをと言われても…』
「なんちゅうがんじがらめな生活送って来て……！」
『好きなお習い事といえば……。茶道に花道、お琴に舞踊…それから…』
「うへあ……！な……な？」
「目が回っちゃいますね……！ボクだったら絶対に耐えられないいい…！」
「気にするなプ‐アル…。そんっっなガッチガチに縛られまくったら、俺だって百％耐えられん…！」
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作成日時：2014年8月22日 23時
