第１０話 ページ10
とある島に停泊している一隻の船。汚いものが嫌いな海賊、アルビダが乗っている海賊船。
・・・まあその当の本人が汚ゴホンゴホン。
甲板でわずかなホコリを見つけ、部下を金棒で殴りつける彼女の脇で、メガネの少年、コビーが怯えながら彼女の機嫌を取っている。
うん？実況している私は誰だって？
「？おいA、誰に話してるんだ？腹減ったしメシ食いにいこうぜ！」
「あっはい。」
A、船上空でアルビダたちを実況中。趣味悪いよね、あの船。
しかしメシか、うーん。コビーとの会話してほ しいんだよね。コビー結構好きだし・・・よし決めた、落とそう。
「・・・船長はゴムでできてるんだよな。」
「おう！それがどうした？」
「ちょっと落とすぜ。」
「へ？・・・うわぁーーっ！！」
言葉通りルフィには悪いが落とした、まあアルビダの船じゃないほうだが。落とした場所にコビーがいたらしく話してるようだ。
私もアルビダたちに見つからないように箒に乗って接近する。
コビーは本当はやりたいことがあるのに、間違えて乗り込んでしまったが海賊船から逃げる勇気がない、と話す。そんなコビーにルフィは”ひとつなぎの大秘宝”「ワンピース」を手に入れて海賊王になると言った。
「海賊王になるんだ！！ その為に戦って死ぬんなら別にいい。」
と言ったルフィを見て、コビーはハッと息を呑む。それにつられた訳ではないけど、私も息を呑んでしまった。
「・・・やっぱすげぇな船長。」
・・・やっぱり私ルフィについていってよかったな。恋愛的な意味じゃないけど惚れたっていうか、心打たれたっていうか・・・カッコいい。
前世の私には特にこれといった特技がなかった。特別足が速いって訳でも、頭がいいって訳でもない。誰にも譲れないなにかも絶対これしかないっていう夢も。
だからこそ、だ。
この世界に来て、原作改変とか死者救済とかなにをしようかいろいろ考えてたけど、私は決めた。
私はルフィを海賊王にする。海賊王となったルフィを見てみたい。この主人公が行き着く先をこの目で・・・
そのために、出来ることならなんでもしよう。
アンタに着いていくぜ、船長。
(胸に秘めた、その思い。)
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テラドレイン！（キリッ - いつの間にか大量更新されててビックリしました（笑）この調子で頑張ってください！ (2016年2月4日 21時) (
レス) id: a2f5159def (このIDを非表示/違反報告)
テラドレイン！（キリッ - わるつさん» はい！是非とも頑張ってください！このコラボは少なすぎて悲しいです（） (2016年1月31日 14時) (レス) id: a2f5159def (このIDを非表示/違反報告)
わるつ - テラドレイン！（キリッさん» コメントありがとうございます！！ご期待に沿えるよう頑張ります！このコラボははやってほしい（真顔） (2016年1月31日 14時) (レス) id: 8886f8221f (このIDを非表示/違反報告)
テラドレイン！（キリッ - ふへへへ…東方とワンピースのコラボ！これはもう俺特でしかない（）更新頑張ってくださいませ！ (2016年1月31日 10時) (レス) id: a2f5159def (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わるつ | 作成日時：2016年1月30日 21時
