水のストライカーとイナズマジャパンとの絆！５ (ページ47)

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第133話．ここが私の居場所なんだページ47

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A「ヤバい! もう６時過ぎたぞ! 急げ円堂」

円堂「わかってるって、トップスピードだ!」

落ちかける夕日をバックに走っていた。

私はパーティーに行きたくなかったのに…
こうなったのは円堂のせいだ。

円堂「それにしても、すごかったなぁあいつら」

A「まぁ。あのテレスってやつは気に食わないけど…★」

円堂「で、でも! あんなすげえやつらとこれから戦えるんだ。
ますますワクワクしてきたぁ!」

A「あはは、円堂らしや」

息を切らしながら、円堂は笑ってた。

円堂「そういえば、さっき言ってたリズムのやつって」

A「ああ、大海原のリズムサッカーさ」

円堂「やっぱり! 懐かしいなぁ」

A「エイリア学園の一件が終わってから、音村に教わったんだ。
まだ、あいつみたいに上手くないし不十分だけど、世界に通用しただろ?」

円堂「あれには苦戦したもんな」

A「鬼道には破られたけどね」

懐かしい。

大海原と雷門で戦って、リズムサッカー破られて。
そんで、私と綱海は円堂たちと宇宙人退治。

今は世界相手に戦ってる。

大きくなったもんだよ、私たち。

A「円堂、もしもさ」

円堂「なんだ?」

A「もしも、あの時、私が戦いに参加してなかったら、今はどうなってたと思う?」

円堂「どうしたんだよ、急に」

A「なんとなく」

円堂「そうだなぁ…俺は、どんなことがあっても、お前は俺たちと一緒に戦ってたと思うぞ」

A「それ、答えになってないよ(笑)」

円堂「え、俺国語ニガテだからさー」

A「国語オンリーじゃなくて全部だろ」

円堂「ぐ…で、でもさ!(汗)」

A「(あ、ズラしやがったな。こいつ)」

円堂「お前は、今こうやって、オペレーターとして一緒に戦ってくれてるじゃないか。

俺たちには、Aが必要なんだよ」

A「私、何もしてないけど」

円堂「そんなことない!
そうだとしても、Aは俺たちの大切な仲間だ。ずっとな」

『必要なんだ』『大切な仲間』
その言葉がすごく嬉しかった。

私の居場所は、やっぱここにあるんだな。

A「ん? そうだとしてもって…何もしてないって言いたいのかな?

円堂くん?★」

円堂「え…ち、違う!(汗) 例えばの話だ!」

A「全然フォローになってないし!! あ、待ちやがれ円堂!!!」

円堂「さっき自分で言ったじゃんかぁ!!」