水のストライカーとイナズマジャパンとの絆！５ (ページ2)

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吹雪SIDE ー君が見ているのはーページ2

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『私は吹雪のそばにいるよ?』

『怖いなら慣れればいいじゃん!!』

『吹雪っ!!』

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君はいつも強くて優しかった

何もできない僕を励ましてくれていた

いつしか、そんな君に僕は惹かれていたんだ

だけど、君が見ているのは僕じゃない

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『豪炎寺…』

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A「私…最低だよな」

弱音を吐くAちゃんは悲しい瞳で空を見つめた

あの時のまっすぐで強い瞳じゃなくて、

弱くて、今にでも壊れてしまいそうな瞳

だから、思わず叫んだ

「違うよ!! Aちゃんは優しい」

A「吹雪…」

「僕を救ってくれたのは、君でしょ?」

エイリア学園との戦いで、ずっと『完璧』ばかりを探してた

そのせいで大切なものを忘れた僕に気づかせてくれたのは君

「Aちゃんやみんながいなかったら、僕は今でも完璧を求めてた

一歩も前に進めれなかった…自分を見失ってた……

そんな僕に光をくれて、本当に感謝してる」

A「それは吹雪自身がやったこと。私は何もしてない…今だってそう」

「そんなことない。君はいつだって仲間を思ってる」

A「違う…だって私は豪炎寺を…」

「君の流した涙」

A「え…涙…?」

「それは、豪炎寺くんを思って流した涙でしょ?
ほら、仲間を思ってる!」

A「吹雪…」

「君なら、大丈夫だ」

A「…ありがと! ちょっと元気でた」

やっぱり、その笑顔だ

笑顔でいる君が君らしいよ

A「あ、ジュース代…」」

「奢るよ、今までのお礼」

A「十分にお礼はしてもらったよ」

「駄目、そこは男としての意地があるから」

A「はいはいわかった＾＾」

「よかった…」

A「本当にありがと…そろそろ私帰るね」

「そっか…僕はもうちょっといるよ」

A「うん、また」

「あとでね!!」

僕は笑顔で彼女を見送った

これで、いいのかな…?

少し、詰まる

「Aちゃんには、豪炎寺くんしか見えてないよね…」

僕は、豪炎寺くんには勝てないのかな…?

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