三十一話 ページ41
蛍side
ガラガラ
まだ来てないみたいだな。良かった。
取り敢えず結界を張る許可を貰おう。
蛍「けん兄、結界張らしてもらうよ。」
絢「良いが、なんでだ?」
蛍「クソババァの姉が、みぃのことを誘拐しようとしてる。あいつらの手に渡ったら、終わりだよ!」
そう言うと、けん兄は、顔を真っ青にした。
絢「人間も入れないような強力なやつを頼むな。」
OK、と返事して、病室の入口まで行く。そして、空中で星を五つの星を描き、その星に手をかざす。
すると、入り口が青白く光りを元通りになった。
よかった、成功した。
その証拠に、病室の外に手を伸ばすと、バチバチッと火花が飛んだ。
結界を張った俺だったからいいが、他のやつがやったら火花の代わりに腕が飛んでいただろう。
そして、安心した俺は、みぃの横たわっているベッドのもとまで行った。
俺の頭にいきなりこんのすけが乗ってきて、心配そうにみぃのことを見つめる。
短刀のすすり泣き合唱が聞こえる中、こんのすけが口を開いた。
こん「___さん大丈夫ですよね。起き上がってください。」
こいつ・・・なんでみぃの名前を知ってるんだ。
けん兄が知らなかったぐらいだから、政府には教えてないはず。
そんなことを考えていると、みぃが目を開け、起き上がった。
起き上がったみぃの目は、虚ろで、如何にも言霊で操られているという感じだった。
もしかして、こいつがクソババァの姉なのか・・・?
蛍「お前・・・まさか・・・」
すると、こんのすけの周り白いモヤがかかり始めた。
そのモヤはみるみるうちに濃くなっていき、そのうちに、人型を型どり始める。
?「あははっあははははっ。バッカみたい。外側からの侵入には、警戒するのに、内側は、いないって信じきってる。」
モヤが晴れ、その人物の正体が明らかになる。
そこには、お世辞抜きで、綺麗なお姉さんと呼べる女性が立っていた。
ただ、事情を知ってる僕達の顔が、曇っていく。
絢「お前は・・・美緒か?」
美「せーかい。流石ね。愛しのみぃちゃんのお兄さん。」
けん兄は、褒められているものの、嫌そうに顔を歪めた。
蛍「みぃをどうするつもりだよ。」
美「私達の家に招待するのよ。早く行こう。“___自分で歩いて、私達の家まで来なさい”」
全員がもう無理かと思った時、後ろから声が聞こえてきた。
?「僕の幼馴染を虐めんといてくれます?」
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキー刀剣
堀川国広 家事を教えてもらおう!
176人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「刀剣乱舞」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紅波(プロフ) - 大丈夫ですよ。前にも言われたんで。読んでいくと、過去が出てきますよね?これから、もっと書き出していきますが、過去のストレスで身長が止まった設定です。分かりずらく、すみません。 (2018年3月19日 17時) (レス) id: 402de37b0a (このIDを非表示/違反報告)
神音(プロフ) - 18で135cmですか?さ、さすがに無理ありませんか?中一の友達が背の順一番前で142cmなので・・・。不快になってしまったらすみません。作品は楽しく読ませていただいてます!更新頑張ってください! (2018年3月18日 20時) (レス) id: 904c4f2661 (このIDを非表示/違反報告)
紅波(プロフ) - 狐亜羅〜こあらさん» コメント、ありがとうございます。更新頑張ります! (2018年1月10日 15時) (レス) id: d72e3151da (このIDを非表示/違反報告)
狐亜羅〜こあら - 初コメ失礼しまーす! いつも楽しく読ませて頂いています。続きが気になっているので更新頑張ってください!応援してまーす☆ (2018年1月8日 15時) (レス) id: 2b9394883f (このIDを非表示/違反報告)
紅波(プロフ) - 風雷さん» コメントありがとうございます!鶴や、江雪さんは、沢山来るんですけどね・・・教えてもらったレシピ、試してみます! (2017年12月27日 12時) (レス) id: d72e3151da (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:紅波 | 作成日時:2017年9月12日 23時