【刀剣乱舞】刀剣って何？殺してくれるの？

十一話 ページ12

『で、話戻すけど何故貴方達は、保護されたり、折れる寸前で見つかったりしたの？』



鶴一「「・・・・。」」



無言やめろください。



鶴一「「・・・・。」」



気まづいなぁ。僕、無言無理なんですよ〜



『いい加減喋ろやコノヤロー。』



一「私達のいた本丸は、わかると思うんですが、ぶらっく本丸と呼ばれる所なんです。」



僕の言葉は無視ですか。



鶴「審神者が、香凛て言う名前だ。あと、夜伽好きな人間だ。」



ちょっ待って夜伽って聞いた瞬間吐き気が・・・



『つる兄、いち兄、ごめん。吐きそう。』



一「主殿、大丈夫ですか！？」



鶴「とりあえず厠に行くぞ。」



いち兄に横抱きされ、厠に向った。








ｉｎ厠

『オェ、、、はぁはぁ、、、、ウッ、、、、オェェ、、、』



さっきの話のせいで昔の嫌な思い出が蘇ってくる



(いい反応するなぁ)



気持ち悪い顔近づけるな。気持ち悪い声で囁くな。



(もっともっとその甘ったるい声を出してくれ)



気持ち悪い。



あぁ死にたい。



消えたい。



殺して。



コロシテ？



『あ”あ”あ”あ”あ”あ”』



僕は、狂ったように叫ながら、個室の壁に頭を打ち続ける。



異変に気づいたいち兄とつる兄が、慌てて扉を切って入ってくる。



僕は、いち兄自身を手で掴み、首に当て、斬ろうとする。



が、それは、つる兄によって阻止された。



そしていきなりの眠気に負け、意識を手放す前につる兄の声が聞こえた。



鶴「主、少しの間眠っててくれ。」



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