愛されるって疲れる【五等分の花嫁】

日曜日 ページ10

Asied

今日は日曜日

丸一日休み！

五つ子の皆さんを忘れて思う存分勉強ができる


風「お？」

『どーした？風太郎？」

風「この公式、教科書には載ってないが

あいつらには教えておいた方がいいな」

『確かに。この問題は三玖さんが好きそう』

風「あぁ、確かに！…って！！



何やってんだ！俺ら！

立派な家庭教師か！！」

『はぁ…なんだか忘れらんないもんだね』




頭を振って、忘れようとしても忘れられない

一花さんのあの、言葉も



風「おい、顔赤いぞ？熱か？」

『…ちょっと寝る』

風「おやすみ。10時ぐらいに起こすから」

『わかった』


私は、そのまま夢へ旅立った







ら「お兄ちゃんの汗で諭吉さんがしわしわに！」

『んぅ…？』

ら「あ、起こしちゃった？ごめんね」


私はらいはちゃんの声で目を覚ます

五「あ、成瀬さん」

『い、五月さん…』

風「お、起きたか」

『って、なにそのお金⁈』

風「…受け取れねぇ」

五「え？」

風「確かにお前たちの家に二回行った

だが、俺は何もしてねぇ」

『確かに…。何もしてないね』

五「…成瀬さんはセクハラしてたじゃないですか」

『あっ、あれは///…に、二乃さんが…///」

五「(か、可愛い…)」

風「A、なにしてんだよ」

『ちっ、違う…もん///』

五「……なにもしてないことはないと思いますよ





あなた達の存在は五人の何かを

変え始めています

特に、成瀬さんは」

『え…』

風「五人って…」

五「…！！間違えました。四人です。

と、とにかく返金は受け付けません

どう使おうがあなた達の自由です」




そのあと、らいはちゃんにゲームセンターに

引っ張られて、プリクラを撮ることになった



『…五月さんまで』

五「仕方ないでしょう」




『プリクラなんて、久しぶりだな』

風「撮ったことあんのか？」

『うん。中学生の頃

あんまりいい思い出じゃないけど』

風「あ…すまん」

『ううん。いいよ、べつに」



そのあとプリクラを撮ったけど

らいはちゃんが喜んでくれてよかった



ら「一生の宝物にするね！」






『日曜日が潰れちゃった』

風「おい、お前らとも夜は勉強しろよ」

五「あ…私はここで…」

『？』

風『なんだよ、怪しいな」




ら「お兄ちゃん、Aちゃん




五月さんが四人いる」



え…？


next…

夏祭り→←キケンな香り

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す