愛されるって疲れる【五等分の花嫁】

続き ページ6

探している最中に、二乃さんは話しかけてくる


二「お昼にいじわるしたの、まだ根に持ってるの？」

二「あれは勢いで．．悪いと思ってるわよ」


ヤバい、どこの棚！？全然ない

二「何やってるの？そこの棚じゃないわよ

　 場所変えてないわよ」

だんだん近づいてくる二乃さんから咄嗟に離れる


二「やっぱ怒ってんじゃん．．


　 全部あいつらのせいだ

　 パパに命令されたからって好き勝手うちに入ってきて．．



　
　 私たち五人の家にあいつらの入る余地なんてないんだから」

『(二乃さん．．．まさか)』



二「決めた！！フータローと成瀬は今後、出入り禁止！！」

『(で、出ることは許してください．．)』


私は早々に部屋に出るために玄関に向かうと

二乃さんが棚に手をぶつけて

上から本が落ちてきた

私は気がついたら体が動いていた


『危ない！！』


私は咄嗟に二乃さんの体を引いて、本から守る

引いた拍子でバランスが崩れ

二乃さんが私の上に乗っていて．．


『ぁ．．ぁ．．』

二「ふ、不法侵入！！」

『わ、私は取りに来ただけです！！』

二「撮りに来たってなにを！？

　 どうせフータローに頼まれたんでしょ！！」



私は必死に弁解をしようとするが

二乃さんの圧倒的気迫に押されて

弁解できなかった


すると、近くでシャッター音がした






五月「二乃．．．なにしてんの」




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