90．後輩共 ページ27
you 視点
私が手を掴まれた相手。それはまさかの―。
cin「…Aさん。」
syp「大丈夫っすかー？ww」
塩戸と…伊野だった。本当に想像もしていなかった奴等だ。そもそも，どうしてこのような所に居るのだろう。
『なんで…。』
cin「僕もショッピと一緒に来てたんです。そしたらAさんが人混みで潰されてたから…。」
syp「オモロそうだったんで…つい。」
…うん。塩戸はとりあえず後で覚えてて。ばっちり聞こえたんだけど。隠そうともしてないよね。
『その…ありがと。』
syp「んで…シャオさんは一緒に居ないんすか？」
…なんで知ってるんだろ。大先生から聞いたとか？ありそー。ここ三人すごく仲いいし。
『紗尾が機嫌悪くしてどっか行っちゃって…。』
cin「シャオロン…。ま，彼奴はそーゆー奴ですからね。」
syp「あぁ。流石クソ先輩やわw」
…塩戸って，伊野と居るとこんな性格なんだ。もしかしたら，生徒会の奴等と居るときはこうなのかもしれない。知らなかったな。
『何処行ったんだろ…。』
「「…。」」
二人も黙り込んでしまう。…まぁ，そうか。先輩のことなら何でも知ってる，なんてことないよね。
cin「…一つだけ心当たりが。」
syp「！」
『えっ…何処！？』
伊野が口を開いたかと思えば，急にそんなことを言い出した。
syp「…ええんやな？」
cin「あぁ。」
二人で何かコソコソと確認した後，塩戸が私の方を向き，口を開いた。
syp「実は俺等…シャオさんから相談を受けてたんすよ。先輩は何処行ったら楽しんでくれるか，って。」
『え…？』
そんなの初耳だ。…嫌，知られないようにしていたのだろうか。
cin「…ここ。」
伊野がスマホの地図を指差す。
ここから近く，人気の広場だ。…この場所，知ってる。何回かシッマと行ったことがあるから。
cin「…ここだけは絶対行く，って張り切ってました。」
…じゃあ，もしかして―。
『ありがとう！行ってみる。』
私は二人にお礼を行って，直ぐ様走り出した。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 356人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
とれにあ(プロフ) - 猫狗さん» knさんには頑張ってほしいところ…！笑ありがとうございます！ (1月28日 13時) (
レス) id: 0de92a5b6d (このIDを非表示/違反報告)
猫狗(プロフ) - ...強く生きろ...knさん...続きニチャりながら待ってますね！ (1月24日 19時) (レス) id: a2b9d0ac16 (このIDを非表示/違反報告)
とれにあ(プロフ) - ひよこさん» ありがとうございます。そして，明けましておめでとうございます☺️ (1月2日 8時) (レス) id: 0de92a5b6d (このIDを非表示/違反報告)
とれにあ(プロフ) - の〜さん（旧もこ）さん» 明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします🙇 (1月2日 8時) (レス) id: 0de92a5b6d (このIDを非表示/違反報告)
ひよこ - 続編おめでとうございます！それからあけましておめでとうございます！！今年もよろしくお願いします！更新頑張ってください！ (1月1日 18時) (レス) id: e69af3f6e5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：とれにあ | 作成日時：2023年12月31日 9時
