【スーダン】嫌いな才能と？？？ (ページ11)

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日向視点

"刻城のコテージ前"

刻城のコテージに着き、ドアを軽く叩く。

...やはりというか、反応は来ない。

俺はドアを背に座り、口を開く。

『...刻城。出て来たらどうだ？』

刻城「い...なん...。」

『...？...なんて言ったんだ？』

刻城「こわ...ん...き...われ...のが。」

『嫌われたくないのか？』

刻城「そう、さ。」

どうやら刻城は、昨日のことで嫌われたのか、と思ってるようだ。

(そんなこと、ないのにな...。)

『まだ、出て来るつもりがなくてもいい。皆刻城の事、心配してたぞ。』

『そこのところは知っておいて欲しい。』

刻城「で...も...。きら...れ...」

『落ち着いたら、出て来れば良いんだ。俺たちは刻城が出てくるの、待ってるからな。』

刻城「ひ、なた。」

『どうした？』

刻城「あり、がと。」

『気にするな。』

『俺はもう行くからな。』

刻城「分か、た。かな、らず、出、るから。」

『嗚呼。』

上を見ると沢山の星が輝いていた。

...俺は立ち上がり、コテージに戻った。

＿＿

ちょっと短い...