雨のちアオハル-２-【修正中】 (ページ46)

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spring.92 ページ46

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淳太「A、望、おはようさん」

望と二人、気まずかった期間が嘘のように何気ない世間話をしながら歩いて駅へ向かうとお兄ちゃんはいつのまにか淳太くんと合流していたようで、淳太くんが優しい笑顔で挨拶をした

「淳太くんおはよ、昨日はありがとう」

望「淳太……ごめ「朝からテンションひっくいなー？」

淳太くんが望を遮って明るく言う

望「へ？」

淳太「なんや、Aとの時間を邪魔された思ってんか？俺らが卒業まで2人きりでは行かせへんぞー！」

ニヤニヤしながら望に明るく言う淳太くんはやっぱり優しい私たちのお兄ちゃん

望「え、ああ、、おん」

照史「あーーーーー！！！！！望、お前また手なんか繋ぎよって！離せ離せ！」

「うるさいなぁ。望、行こ」

うるさいお兄ちゃんを無視して望の繋がれている手を引っ張ってまた駅へ歩き始める

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淳太「照史、よかったな」

照史「おん、ほんまに」

私たちの背中を見てお兄ちゃんと淳太くんがこんな会話してるのは知らないけど

幸せな日常がまた戻ってきた

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そう思っていた

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