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spring.84 -akito side- ページ37
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-akito side-
いつも通りAと淳太と帰る帰り道
まあ、望がいない時点で昔とは違うんやけどな
Aが急に泣きだした
"昔のこと思い出してたら"って…
あほか。嘘バレバレや。
薄々気付いてた。
望とAの間に進めん何かがあって、最近は望と気まずいことも。
多分淳太も気付いてる。
俺はAに何もしてやれん自分の力のなさと、望に対する怒りでAを半ば無理やり家に押し込み望の家へ向かうことにした
淳太「照史、行くんか？」
照史「おん」
淳太「頭ごなしに怒るのはあかんで。2人の問題なんやから」
照史「せやな…ありがとう」
淳太は大人や。
望のこともちゃんと考えてる。
淳太がおらんかったら多分俺殴りかかってたかも
望母「あら？照史くん珍しいやん！、淳太くん久しぶりやね〜！」
淳太「久しぶりです！望います？」
望母「まだ帰ってきてへんのよ〜。でもそろそろ帰ってくると思うわ、待ってる？」
照史「いや…帰ってきたら俺の部屋来るよう伝えてもらっていいですか？」
望母「おっけー！伝えておくね」
俺は淳太を連れて一度家に帰った
リビングにAの姿はなく、部屋のドアも閉まっていたからそのまま通り過ぎた
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作者名：みりん x他1人 | 作成日時：2020年4月26日 12時
