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spring.82 ページ35
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今日は一日望に会ってない
まるで私を避けているように…
いや、避けられてる
昔のようにはいかなくて、
望が私との関係に区切りをつけようとしていたらどうしよう
望との関係が全て終わってしまったらどうしよう
今までのように明日から望と話せなくなったらどうしよう
そんなことばかりをずっと考えていたらいつの間にか放課後になっていた
今日一日望に避けられて、それでも平気な顔して望に会う勇気は私になかった
だから今日はもう望の顔は見ずに、声は聞かずに帰りたかった
重「A、俺今日部活ないねん。一緒に帰ろや」
重ちゃんがそう言うと、さっちゃんも神ちゃんも言ってくれて
つくづくいい友達を持ったなと思った
「3人とも、ありがとね。それと、巻き込んじゃってごめんね」
帰り道
一緒に並んで歩く3人に伝えて私の家までみんなで向かった
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作者名：みりん x他1人 | 作成日時：2020年4月26日 12時
