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spring.71 ページ23
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帰りのバスの中でさっちゃんに昨日何があったか聞かれた
正直、話したくない
誰かに話してしまうと望ともう話せなくなる気がして
望が離れて行くのが怖い
だけどさっちゃんは笑顔で言ってくれた
「大好きやで」って
私もさっちゃんのことめっちゃ好きやし。
女友達でここまで仲良くなれるなんて思ってなかったらし。
だからさっちゃんに
「どんな内容でも、誰にも何も言わないでくれる?」
って聞いたら
さち「あたりまえやん」
って言ってくれたさっちゃんの顔があまりにも優しかった
話したい。
聞いてほしい。
さっちゃんの笑顔を見てそう思った。
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作者名:みりん x他1人 | 作成日時:2020年4月26日 12時