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spring.70 -sachi side- ページ22
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-sachi side-
帰りのバスの中
騒ぐみんなから少し離れた一番後ろの端っこにAと座った
さち「A、昨日何があったん？」
「昨日？
あー、ごめんごめん！転んでん笑」
また、嘘つくやん
さち「A、私はずーっとずーっとAの友達やし、味方やで？何があっても裏切らん。」
「さっちゃん？」
さち「誰と、何があったん？」
俯いて黙り込んでしまったAに対して、いつもならそっとしておくけど
さち「A、無理せんと話してや？私Aのこと大好きやねん」
「さっちゃん…」
笑顔でAが話してくれるのを待つ
「どんな内容でも、誰にも何も言わないでくれる？」
ってAが言い出したから
さち「あたりまえやん」と答える
なんとなく分かってた。
多分望くんとなんかあったんやなって
私はあくまで聞くだけ
Aの心が少し和らげばいいから
「昨日は…」
ゆっくり話してくれた
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作者名：みりん x他1人 | 作成日時：2020年4月26日 12時
