spring.63 ページ15
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結構真剣にやってたら陽もだんだん落ちてきてすっかり夕方
「夕日きれー。」
さち「ほんまやね。最高や。」
丸「よーし、ほなカレー完成やな！」
いぇーいってクラスのみんなとハイタッチしながら喜ぶ
ほんとに、6組大好き
夜ご飯のカレーも食べ終わって温泉にも入ってお決まりの部屋での女子トーク
４人1組の部屋で私の部屋はさっちゃんと
同じクラスでなかなか仲の良いひーちゃんとめぐ
ひーちゃんとめぐは私達に質問責め
ひー「てか、さちと神山くんは付き合ってるやろ？Aと重岡くんも付き合ってるやろ？」
めぐ「え、Aは5組の小瀧くんやろ？」
私とさっちゃんは顔を見合わせて爆笑した
めぐ「え？ちゃうの？めっちゃ仲いいやん！」
「ないない笑」
さち「神ちゃんもしげちゃんも友達やで笑」
ひー「え、そうなん？
ほな、小瀧くんと付き合ってんが正解？」
「ううん。望ともなんもないから」
なんか昼間の沢井さん達と楽しく話す望が浮かんできて若干テンションが下がる
さち「Aと小瀧くんも友達！」
私に気使ってかさっちゃんは「だからそっとしとくんやで？」ってひーちゃんとめぐに伝える
2人は「そーなんや」とか言ってる。気使わせてごめんな？
最近、私は望の事になるとすぐこうやって落ち込んだりして
さっちゃんにもしげちゃんにも、みんなに気使わせてる
はぁ。あかんあかん。
「ちょっと自販機行って飲み物買ってくるわ！」
さち「おっけーい！行ってらー！」
頭を冷やしに行こう。
部屋から出てロビーの自販機のあるところへ向かう
ピロン
携帯が鳴って開くと望からLINEがきた
nozomu
［今なにしてるん？］
A
［ジュース飲みながら座ってる］
そしたら次は電話がきた
「もしもし」
望「どこおるん？」
「なに急に…」
望「どーこーにおるんーー？って聞いてんの！」
急に電話してきてなんやねん
「ロビーやで」
望「OK！」
そしてブチッと切られた
「ほんま、なんやねん。」
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作者名：みりん x他1人 | 作成日時：2020年4月26日 12時
