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spring.60 ページ12
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宿泊研修当日
6:00
いつもより30分早く起きた私はせっせと支度をする
6時半に望にモーニングコールしなくちゃいけないので風呂や化粧やらを先に済ませる
prrrrrr
…
「望さーん。起きてー。」
機械音だけの電話の向こうに話しかける
望「おきたで〜」
私の声が聞こえてたかのような寝起き一発目の声はしゃがれてていつもより低い
「おはよう！二度寝せんと早よ準備するんやでー」
望「おはよ。おっけー。ほな7時半に行くなー。」
「はーい！二度寝して遅れても置いて行くでー！」
望「せぇへんし」
「じゃ、またあとでね」
短めに電話を切って準備を再開する
ピンポーン
ぴったり宣言した時間通りに来た望
望「Aおはよ！」
「おはよう」
望「バリ急いだで」
「後ろハネてんで。笑」
どう寝たらそんな四方八方に髪の毛いくん？
っていうぐらいひどい望の寝癖を直してあげる
「ちょ、背伸びせんでー」
望「A届かないん？ちびやなー！」
「あんたが成長しすぎなんや」
わーわー言いながら学校への道を歩く
.
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作者名：みりん x他1人 | 作成日時：2020年4月26日 12時
